核兵器禁止条約について

核兵器禁止条約が10月25日、批准した国が50カ国となり、90日後に発効することになりました。

うれしいニュースです。

核兵器は違法であり、開発・実験・生産・使用が禁止されることになります。核保有国は無視するのでしょうが、違法であると認定されることは廃絶に向けて大きな力になることは間違いないでしょう。

「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」(『歎異抄』)

人類は核兵器を作り出し、使用し、たくさんのいのちを奪いました。が、その間違いに気づき、正せるのも人間だけです。

長年にわたる被爆者のみなさんのご苦労に心から敬意を表するとともに、いっこくも早い核兵器の全廃をめざして、私も努力しなければ。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“核兵器禁止条約について” への 1 件のフィードバック

  1. 歎異抄のこのくだりを読む時、わたしも「人類と核兵器」の関係を思い浮かべました。人間は愚かです。この先も生きていきたいなら。危険な道具を手放すしかないと思います。
    広島の被爆者のサーロ節子さんが、ノーベル平和賞の受賞スピーチをされた時、真っ暗な瓦礫の中から、たったひとつのぞいた光に向かって這い出した、8月6日のことに触れました。
    光に向かって困難な道を進んだ被爆者にあらためて敬意を表します。

    「被爆者は『地球上から核兵器を廃絶する』という使命があるから、原爆症の苦しみの中にあっても生き抜けるんだ」と、語ってくれた被爆者もいます。このKさんとは、被爆者団体の事務所で、♪にょーらーいだいひの…と、一緒におんどくさんを歌いました

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