を読了。後輩の根本真吾君とグラブ作りの名人坪田信義さんの新刊共著だ。
マルコム・グラッドウェル氏(後述著作)によると、「天才になるためには、最低1万時間そのことに従事していなければならない」と。
坪田さんは15歳から75歳までの60年間をひたすらグラブ作りに費やした。時間にすると、のべ7万時間。天才になるための7倍の時間を一つのことに打ち込んだことになる。
普通に会社勤めをして年間約2000時間働いたとすると、5年間、一つのことに打ち込まないとモノにならないということだ。
「石の上にも3年」というが、これは長時間労働をしていた頃の話し。今は「石の上にも5年」なのかもしれない。そこに到達したとき、初めて見える境涯がある。
★★★★★
参考:マルコム・グラッドウェル著