雨の日曜日BGMはビージー・アデール「my Piano Collection-for Nat King cole」

無事に夏を越えられた野外飼育のメダカですが、本来野外飼育では必要がないと言われている「エアレーション」がその要因の一つでした。酸素供給はもちろん、水流を起こすことで水温の低下と、濾過器でもあるので水質の安定に役立ったと思います。その「エアレーション」を実行していたのは乾電池式のポータブルエアポンプなのですが、夏を越えて安心したのか動作がめっきり不安定になりました。突然停止したり、叩かないと動きません。

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分解してみると、モーターがカーボンスラッジをまき散らしており、モーターが限界のようですが、構造的には単純なのでモーターを交換すれば問題はなさそうです。

DSCF1337 (800x600)昔も今もモーターといえばマブチモーター

1個150円、3台あるので3個買いましたが、1個でも送料無料・翌日配達です。うーん恐るべし「ヨドバシカメラ」。完全に動作不良なのは1台だけでしたが、どれも遅かれ早かれなので3台とも交換することにしました。久しぶりのはんだ付けです。

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モーターのサイズをしっかり測らず、だいたいで発注したので一回り小さかったですが、隙間を適当な緩衝材で埋めれば問題なしです。自作は細かいことを気にしないのが何より大切です、ハイ。動きゃいいんです、動きゃ。写真に写っている「アーマーオール」はタイヤの保護艶出し剤ですが、ゴム系には何でも効くのでゴムのふいご部分に塗っておきました。普段はゴム製のスピーカーエッジ用に使っています。まぁ半分おまじないみたいなものですがね。

DSCF1339 (800x600)明らかにパワーアップしています。

3台とも交換完了しました。モーターをコルクシートで固定したので、作動音が劇的に低下しました。怪我の功名ですな。様子を見ながらになりますが、もう少し涼しくなれば夜だけエアレーションすればよいので、しばらくは大丈夫でしょう、きっと。

因みにこのポータブルエアポンプの本体価格は1000円前後です。単一電池仕様ですが、充電式単三電池をスペーサーを使って4~6本で使っています。24~30時間で電池交換しなければなりませんが、防水性も高いので野外飼育には便利です。ただ、モーター交換でパワーアップしましたので、当然、電池の持ちが悪くなるはずです。さて、どのくらいの差が出ますかね。

えー、失敗です、ハイ。駆動時間が半分以下になってしまいました。調べてみましたが市販されているこのタイプの小型モーターは玩具用なので連続運転を想定しないようです。本体価格を超えるような部品は使えませんので仕方がありません。まぁ、これから来年の夏までは水草が呼吸して二酸化炭素を出す夜間だけ動けばよいのでこのまましばらく使って見ます。