義史のB型ワールド

2011年4月22日

姫路に”徳島らーめんふく利”の2号店が誕生!!!って事で、”徳島丼”食べて来た!!!

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 11:16 午後
 
代理人記録
 
約10年程前、甥っ子が大阪の大学に通っていた頃に大阪の百貨店で開催されていた四国物産展で”徳島ラーメン”を食べたのだが、本場徳島で食べた徳島ラーメンの代表格である『いのたにより美味しいのでは?と思う程に美味しい”徳島ラーメン”だった。それが私と『徳島らーめんふく利』との出会いでもあった。その数年後、明石ラーメン波止場に『徳島ラーメン東大』と入れ替わりで『ふく利』が新規オープンしたのだが、既に明石ラーメン波止場は末期に近づいていた頃でもあり、何か大阪で食べた時ほど美味しいとは思えなかった。そしてその『ふく利/明石ラーメン波止場店』も明石ラーメン波止場の崩壊と共に消えて無くなってしまった(もしかすると、その前に撤退してたかも???)。
 
そんな『徳島らーめんふく利』が姫路の別所にあるイオンタウン姫路別所店の敷地内の元『ラーメンまこと屋』の跡地にオープンしたのが昨年の夏頃。個人的には超有名店『いのたにや明石ラーメン波止場でそこそこ人気を集めていた『徳島ラーメン東大』、あるいは明石伊川谷にあった一部で超人気店で、昨年末惜しまれながら閉店した徳島風ラーメンのお店『こくいち』等よりも好きな味だったので、早々に食べに行った物だった。(参考までに、明石の大蔵谷や大久保に一時期、徳島らーめんのお店『馬力軒』ってのもあって、私は両方のお店共何度か利用した事がるのだが、どちらのお店も数年で撤退してしまった・・・。)
 
そんな私が結構お気に入りの『徳島らーめんのお店ふく利』の姫路2店目が先日、飾磨に出来た!って事でパソコンショップに行った序に様子見がてらに寄ってみた。基本的には『ふく利/姫路別所店』と同じなのだが、私が時々行く、姫路のパソコンショップZOAから比較的近い?って事もあり、その帰り道に寄ってみたのだった。
 
徳島らーめんふく利/姫路飾磨加茂店徳島らーめんふく利/姫路飾磨加茂店
こちらが今回訪れた姫路2店舗目となる『徳島らーめんふく利』のお店『姫路飾磨加茂店』。ゲームセンターやユニクロ等が立ち並ぶ一角の駐車場の一角にお店はあった。この日は土曜日のランチタイム直前!と言う事もあり、既に店内はそこそこのお客さんで賑わっている。雰囲気的には『ふく利/姫路別所店』よりも若干広い様な気がする。
 
徳島らーめんふく利/姫路飾磨加茂店メニュー
そしてこちらが新しくオープンした『徳島らーめんふく利』姫路2号店の『姫路飾磨加茂店』のメニュー内容が書かれたオープンのチラシ。基本的には『ふく利/姫路別所店』と同じメニュー内容なはず?なのだが『ふく利/姫路別所店』には暫くの間行って無い事もあってか”徳島丼”とか”菜麺”とか”辛肉そば”等、何かちょっと変わったメニューが増えている。更に『ふく利』は本場徳島から来たお店の癖に?徳島らーめんの特徴である”豚バラ肉”では無く、普通にチャーシューがトッピングされているちょっと珍しいお店でもあったのだが、流石に、これでは姫路にある他のラーメン屋さんと差別化が出来ない?と思ったのか、遂に?”豚バラ肉”が選べる様になっている。
 
徳島らーめんふく利姫路飾磨加茂店単品メニュー
ちなみにこちらは一枚物の”単品メニュー”なのだが、今回初お目見えの”徳島丼”以外は特に目新しい品は載って無い。と言う事は、反対に言うと、この日食べるべき品は、この”徳島丼”と、先に紹介した”豚バラ肉”入りのラーメン?と言う事になる・・・。
 
徳島らーめんふく利生玉子食べ方
そして”徳島らーめん”のもう一つの特徴が、ラーメンの中に生玉子を入れる事。これは上でも書いた具の”豚バラ肉”が、結構甘目に煮込んだ味なので、すき焼きの様に生玉子を漬けて食べる?と言う発想から来ているとか・・・、居ないとか。でも実際に本場徳島の『いのたにへ行った時の様子では誰もが生玉子をトッピングする訳では無く、大体6~7割ぐらいの客が生玉子を入れてた様な気がする。で、この生玉子は普通は別料金なのだが、先に紹介した、以前、明石ラーメン波止場にあり、その後に明石に店を出したがもう既に閉店した『徳島らーめん東大』では生玉子は無料で食べ放題だった。また、今回行った『徳島らーめんふく利』は、生玉子を頼むと基本的には黄身しか入れない。これは私が玉子かけご飯を食べる時と同じで、白身を入れるとスープが薄まって味が変わってしまうので、敢えて白身は加えないのであった。
 
徳島らーめんふく利徳島丼とハーフラーメン
それは兎も角、この日、私が食べたのはこんな感じの”徳島丼”と”徳島らーめんのハーフ”のセットで、お値段は合計で730円也。噂に寄ると平日ならば”徳島らーめん”と”ミニ徳島丼”がセットになったお得なメニューがあるらしいのだが、この日は土曜日って事で、お得なランチメニューが無かったので、仕方なく”徳島丼”と、それだけではちょっと物足りなそうだったので、以前『姫路別所店』で食べた事がある”ハーフラーメン”をセットで頼んだのだった。
 
徳島らーめんふく利ハーフラーメン
そしてこちらがその”徳島らーめんのハーフ”で、この写真ではちょっと判り辛いが、一つ前のセットの写真を見れば良く判る様に、他店で言う半麺とは違い、ラーメン鉢からハーフサイズになっていて、パッと見た感じでも直ぐ判るぐらいのかなりのミニサイズ。その代わり、お値段も安くて380円なのだ。明石ラーメン波止場とか横浜ラーメン博物館等のラーメンテーマパークへ行くと、ラーメン屋さんをハシゴする為に、ハーフサイズのラーメンがメニューに用意されているケースが多いが、その場合でも大抵の場合は麺が半分なだけで、ラーメン鉢は普通サイズの場合が多かったし、値段も450円とか500円ぐらいしたが、このお店の様にラーメン鉢も小さいが、それに合わせて値段も安目に設定してあるお店は、ある意味、良心的なお店と言う気がする。
 
徳島らーめんふく利ハーフラーメンの麺
で、その”ふく利の徳島らーめん”の味であるが、当たり前の事ならが『姫路別所店』で食べた時と限り無く同じ味で、ちょっと甘目でやや脂分のある、あっさりした豚骨醤油スープで、とびきり旨い訳でも無いが普通に美味しいラーメンだ。そして今回選んだトッピングのバラ肉”は徳島らーめんの王道とも言える、”醤油をベースに甘辛く煮込んだバラ肉”で、こちらも普通に美味しい。やっぱ本場で食べた『いのたに』より『ふく利』の方が私の好みに合っている様な気がする・・・。
 
徳島らーめんふく利徳島丼徳島らーめんふく利徳島丼メニュー
そしてこちらが今回のお目当て?とも言える”徳島丼”で、メニューには450円となっているが、ラーメンとセットで注文すると、お得なセット価格になってお値段は350円也。この”徳島丼”自体は本場徳島でもそれほどメジャーな丼では無く、メニューに書いてある様に”まかないから生まれた丼”って事で、ある意味、『ふく利』とか一部の徳島らーめん店限定のメニューの様な気がする。
 
で、この”徳島丼”のお味であるが、元々、白いご飯に良く合う、味が濃い目の豚骨醤油スープ、それに甘辛く煮込んだ豚バラ肉と言う事もあり、ご飯との相性は抜群で、味の濃さを黄身と混ぜ合わせマイルドにする事に寄って、何と無く牛丼っぽい感じの味となり普通に美味しい。なるへそ、ヒット商品になった?と言うのも何と無くうなずける気がする丼であった。
 
てな事で、10年程前に大阪の百貨店の物産展で初めて食べて以来、結構お気に入りになった『徳島らーめんふく利』なのだが、明石ラーメン波止場店は短命であったが、昨年は『姫路別所店』がオープンし、今年になってからは姫路2号店となる『姫路飾磨加茂店』がオープンと、播州近辺では割とメジャーになりつつある様な気がする。が、しかし上で書いた様に、とびきり旨い?かと言われるとちょっと微妙なので、西明石に支店を出したにも関わらず閉店してしまった『徳島らーめん東大』や、あるいは惜しまれつつ無くなった伊川谷にあった徳島ラーメン風と言われた『こくいち』、それに『馬力軒』等と同様に、この地で長く続くラーメン屋さんになるかどうかは、微妙な気がする・・・。

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