先日、狭山公園パークセンターは、同公園内・宅部池(たっちゃん池)の「かいぼり」を行うための、説明会(希望者)を現地で行った。
「かいぼり」は池や濠等の水を抜き、ドロ等を取り除き、外来種の魚等を駆除し、浄化するもの。
農家では昔から行っていたもので、狭山公園のたっちゃん池でも、来年1月17日に行うと言う。
10年前にも行ったと言う、その時には、ブリーギル、オオクチバス、ブラックバス(スズキ)などの外来種が獲れたと言う。多くの人の見学・参加を希望している。
先日、都立狭山公園内「宅部池(たっちゃん池)」の「かいぼり」が行われた。
このかいぼりで、都内では発見された記録がない「イシガイ」の生息が確認された。
トウヨシノボリ(タナゴ類)などは、イシガイの中に卵を産み付けると言う。
「イシガイ」と「トウヨシノボリ」はお互いに必要としているらしい。
管理センターは「イシガイ」の採取を禁止していると言う。
この「かいぼり」で モクズカニ も見つかった。
「モクズカニ」は、海で産卵し、川を遡上すると言う。
カニは、はるばる狭山公園の「たっちゃん池」まで来たのだ。
海から、たっちゃん池まで、何キロあるだろう・・
この長い距離をカニ達は延々のぼってくる、気の遠くなる話しだ。
「モクズカニ」の寿命は4~6年と言う。
淡水池などで成長し、海で産卵、一生を終えると言う。
淡水池などで成長し、海で産卵、一生を終えると言う。
海からたっちゃん池まで遡上する、天から与えられた習性・宿命とは言え
小さな体で「けなげ」に上って来ることを思うと、涙 が出る。
いつか、上ってくる河川をたどりながら、カニ達を激励したいと思っている。
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