心神喪失(上)(下)/ジリアン・ホフマン/ヴィレッジブックス(2008.11.20発行)
物語は911番にかかってきた一本の電話から始まった。「たすけて—–おねがい」遠くから聞こえてくる、あまりにか細くて頼りない小さな声。—–
主人公は、マイアミ・デード郡地方検事局女性検事補のジュリア・ヴァレンシアーノ
夢中になって降りる駅を通り過ぎてしまう面白さ
読まずにはいられない次から次への展開
夜中にどうしても先を読みたくなって起き出してしまうそんな法廷ミステリ
それにしても作者は主人公に何という重い命題を彼女の肩に乗せたのでしょうか。
次作がとても待ちどおしい!!
2008年11月20日ヴィレッジブックスより発行
著者紹介:アメリカ・ロングアイランド育ち
セント・ジョーンズ大学のロー・スクール卒 フロリダ州の検事局で検事補となり、重罪担当検
察官として1996年まで活躍。2001年法執行局を退職し執筆に専念
最初の小説『報復』でデビュー 世界中でベストセラーに
続編『報復ふたたび』もベストセラーに
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女性検事もの, 評価: ☆☆☆☆☆