大変古過ぎる話で恐縮だが、首位独走中のヤクルトを見ると、1990年の巨人を思い出す。
というプロ野球ファンは意外に多いのではないだろうか。
90年の巨人は88勝42敗、2位に22ゲーム差をつける大独走の末、9月8日に東京ドームでサヨナラ勝ちして優勝。
22ゲーム差が球史最大、9月8日は球史最速の記録である。
今年のヤクルトも圧倒的な強さで、2日に球史最速で優勝マジック53が点灯。
この勢いで90年の巨人の2つの記録も更新できるか、巨人の記録的大独走を取材していた私としては大いに気になる。
あの90年、巨人に最も屈辱的な思いをさせられたのが、ヤクルト監督就任1年目の野村克也さん、今では指導者となっている選手たちだったからだ。
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