現代の芸術・ファッションの源泉ともなる
ピカソ氏やマティス氏を魅了したという
伝説のロシア・バレエ・・・
そんなバレエの魅惑のコスチュームを
一同にかいした展覧会をご紹介させて頂きます☆
◆魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展◆
~Ballets Russes: The Art of Costume~
会期:開催中 ~ 9月1日(月)
毎週火曜日休館 ただし、8月12日(火)は開館
開館時間: 10:00~18:00
金曜日、8月16日(土)、23日(土)、30日(土)は20:00まで 入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
東京都港区六本木7-22-2
観覧料(税込)
当日:1,500円(一般) 1,200円(大学生) 600円(高校生)
前売/団体:1,300円(一般) 1,000円(大学生) 400円(高校生)
http://www.tbs.co.jp/balletsrusses2014/
https://www.facebook.com/balletsrusses.the.art.of.costume/
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
バレエ・リュスとは?
1909-29年にディアギレフによって主宰され
20世紀初頭の動乱の時代に、舞踊や舞台デザインの世界に
革命をもたらしたバレエ団です。
ロシア帝室バレエ団出身のメンバーが中心となり
パリを中心にヨーロッパ各地やアメリカ、オーストラリア
などで公演しました。
「バレエ・リュス」とは、フランス語で「ロシア・バレエ団」
を意味しますが、ロシアで公演したことは一度もありませんでした。
伝説のダンサー兼振付家ニジンスキーをはじめ
レオニード・マシーン(1895-1979)や
ブロニスラワ・ニジンスカ(1891-1972)
セルジュ・リファール(1905-1986)
ジョージ・バランシン(1904-1983)ら
20世紀におけるバレエの革新に大きく貢献した
振付家を輩出しました。
ストラヴィンスキーが広く世に知られる契機となったのも
ディアギレフに依頼されバレエ・リュスのために作曲した
《火の鳥》(1910年)や《春の祭典》(1913年)です。
ディアギレフ没後、リファールはパリ・オペラ座の芸術監督を務め
バランシンはニューヨーク・シティ・バレエ団の母体をつくるなど
世界各地のバレエ団の礎はバレエ・リュス出身の
ダンサーたちによって築かれました。
◎展覧会の見どころ◎
現代の芸術、ファッションの源泉―
豪華な顔ぶれのアーティストたちが関わった伝説のバレエ団
20世紀を代表する画家パブロ・ピカソ(1881-1973)や
アンリ・マティス(1869-1954)
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)
ロシア出身の画家レオン・バクスト(1866-1924)や
ナタリヤ・ゴンチャロワ(1881-1962)
ミハイル・ラリオノフ(1881-1964)
20世紀を代表する作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)
ファッション界の革命児ココ・シャネル(1883-1971)……。
多くの前衛アーティストたちがバレエ・リュスに参画し
音楽や舞台装置、衣装デザインを手がけました。
空前絶後! バレエ・リュスのコスチュームを
大規模に紹介する日本で初めての展覧会
バレエ・リュスは、その革新性からいまだに
大きな影響力を持つ伝説的存在ですが
今日の私たちは、その偉業をわずかに残された
手がかりを元に想像するしかありません。
そうした中、コスチュームは、ダンサーの身体を想起させ
当時の様子を最もリアルに伝える格好の遺産であるといえます。
考え抜かれたデザインやカット、構造
鮮やかな色彩、装飾・・・
バレエ・リュスの衣装は
それを身に着けたダンサーの動きに
さらなる視覚的なインパクトを付与するものでした。
バクストをはじめアレクサンドル・ブノワ(1870-1960)や
マティス、ジョルジュ・ブラック(1882-1963)
ゴンチャロワ、ラリオノフ、アンドレ・ドラン(1880-1954)
デ・キリコら、錚々たる顔ぶれのアーティストたちによって
デザインされた斬新で煌びやかなバレエ衣装を展示します。
◎オーストラリア国立美術館が有する
世界屈指のバレエ・リュス衣装コレクション◎
オーストラリア国立美術館は、1973年にロンドンのサザビーズで
約400点ものバレエ・リュス関連の作品や資料を購入して以来
バレエ・リュスの衣装を館の重要なコレクションとして
積極的に蒐集してきました。
本展覧会では、約40年かけて丁寧に修復されたコスチュームが
オーストラリア国外で初めてまとまった形で展示されます。
世界屈指のバレエ・リュス衣装コレクションが
一堂に会する、貴重な機会となります。
【関連イベント】
「バレエ音楽の歴史とバレエ・リュッス」
6月22日(日)14:00−15:30
講師:福田一雄氏(指揮者)
「ディアギレフ–美を追い続けた男」
7月6日(日)14:00−15:30
講師:鈴木晶氏(舞踊評論家、法政大学教授、早稲田大学大学院客員教授)
「バレエ・リュスの功績」
7月13日(日)14:00−15:30
講師:薄井憲二氏(公益社団法人日本バレエ協会会長)
【上映会】
「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び」
(監督:ダン・ゲラー、デイナ・ゴールドファイン 2005年、118分)
6月21日(土)および8月16日(土)10:30、13:00、15:30
※字幕あり
※定員250名(先着順、各上映会の入れ替えなし。
なお、整理券の配布はいたしません。)
【解説会】
7月11日(金)、8月15日(金)両日とも18:30-19:00
講師:本展担当研究員
【アーティスト・ワークショップ】
2.5D 着られるイラスト
バレエ・リュス ペーパーチュニックコレクション2014
7月26日(土)13:30-17:00
イベントも盛りだくさんで
目にも耳にも楽しみが溢れていて
イマジネーションを刺激してくれそうです☆
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