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Where the runway meets the street

GUCCI(グッチ)」は、インタラクティブなデジタルマップで使われるPin(ピン)に着想を得た期間限定ショップのプロジェクト「Gucci Pin」を発表した。

パリ、ソウル、香港などの主要都市やGUCCIがフラッグシップショップを持たない都市で、シーズンを通じ多様なGucci Pinをオープンし、各ショップでは期間中に取り扱う製品のテーマを表すニックネームを付けるという。全てのGucci Pinではデジタルコンテンツを活用したショッピング体験を提供する予定で、2020年にオープンする数店舗ではARテクノロジーを使った新たなイノベーションを導入する。

地図上にGucci Pinの所在地を示すため、ショップで展開するテーマをパターン化したオリジナルのピンをデザインし、数カ国ではGoogle Map上に表示。同ブランド公式アプリ「Gucci App」のスペシャルセクションでは、ARのほかSnapchatやInstagram用のフィルターを利用したオリジナルのデジタルコンテンツを提供し、ユーザーはさまざまなデジタルプラットフォームの中からGucci Pinショップのテーマを楽しむこともできる。

Gucci Pin第1弾は、2019年ギフトギビング コレクションをテーマに展開する「Gucci Pin ギフトギビング」ショップ。コレクションは、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の美学を際立たせるBelovedラインの一つで、GGパターンとウェブストライプが特徴的なアクセサリーライン「オフィディア」と、GUCCIの歴史を彩るフローラプリントとのマリアージュから誕生。

色鮮やかで遊び心のあるフローラプリントのオリジナルは、1966年、モナコ大公妃のグレース・ケリーに贈るGUCCIのシルクスカーフのために、当時のイラストレーター、ヴィットリオ・アッコルネロがハンドライティングで描いたもので、GUCCIのクリエイティブコラボレーションの「最初の作品」。ミケーレはそのフィロソフィーを受け継ぎ、GUCCIのコレクションやデジタルプロジェクトでクリエイティブなコラボレーションを積極的に展開してきた。

ウィメンズウェア、シューズ、アクセサリーをラインナップするGucci Pinギフトギビングでは、GGパターンと鮮やかな色彩の花々や昆虫が描かれたフローラプリントを組み合わせ、タブルGハードウエアとウェブストライプ、レザートリム(レッド、イエロー、ホワイト)がアクセントを添える「オフィディア」ラインのレザーグッズとして、新作のジュエリーケース型をはじめとしたさまざまなスタイルのバッグ、ウォレットやカードケースなどのスモールレザーグッズを取りそろえる。

Gucci Pinギフトギビングは、ウィンドウをパームツリーのイルミネーションで装飾し、11月5日(火)にオープンする香港の広東道ショップを皮切りに、日本の福岡岩田屋、韓国・ソンナムの現代百貨店下橋店、米デンバーのチェリークリーク ショッピングセンター、仏パリのギャラリーラファイエットの5カ所で展開する。

2020年初めには、来年の干支(えと)となる子(ねずみ)年を祝し、「Gucci Pin ミッキーマウス」をオープンし、空港のバケージクレームのようなベルトコンベアの構造を備えたショップ内に、ディズニーの伝説的なキャラクターがGGパターンとともにプリントされたウェア、シューズ、アクセサリーのコレクションが並ぶ予定。2020年1月末~3月には「Gucci Pin GGサイケデリック」もオープンし、マルチカラーのGGパターンとスターモチーフを組み合わせたGGサイケデリックプリントが彩るラゲージ、アクセサリー、ウェアを展開する。

革新的なイマーシブデジタル体験も次々と登場し、近日公開予定のデジタルポップアップショップでは、現場に小さな世界があるかのような仮想空間がテーマごとに出現。来場客がショップ内を巡りながらコレクションを発見したり、オンラインショッピングを楽しんだりできるという。デジタルポップアップショップは、公開後GUCCIの全公式SNSとデジタルメディアからアクセスできる。

問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL 0120-99-2177
www.gucci.com