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大学中退してニートになった女性がマッチングアプリで知り合った男性と結婚した体験談

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私は現在29歳の女です。20代半ばで5つ年上の会社員の男性と結婚して、今は幼稚園の子供が1人います。

 

仕事は自営業をやっていて、自分のペースで好きな時に好きなだけ働くことが出来る環境にいます。

 

趣味は読書と料理で休みの日には、子供と一緒に料理を作ることが今の一番の楽しみです。読書は幅広く色々なジャンルを読んでいます。

目次

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ニートになったきっかけは大学の中退

ニートになったきっかけは大学を中退したことです。もともと人間関係を一から築いていくことが苦手でした。

 

通っていた大学は専攻していた学部がチームになってほとんどの授業を行っていくものでしたが、そこで上手く輪に入れず「おとなしくてよく分からない人」というレッテルを貼られてしまいました。

 

それを日に日に実感するようになって、ますます話に入っていけなくなりました。顔を合わせるのが億劫になって授業に出ない日も出てきて、とうとう幾つかの単位を落としてしまいました。

 

更に同じチームの人達は気の強い人が多く、若干いじめのような言動もあり中退してしまいました。

 

中退に至った決定的な理由はこれらの他にも、学生部に出す資料が遅れてしまい大学側の担当者に皆の前で怒鳴られたことも要因でした。恥ずかしさと恐怖感でいっぱいで「もう通えない」と感じた事を未だに憶えています。

 

大学を辞めてしまって、将来のビジョンもないままでした。バイトをするにも人間関係に恐怖を感じるようになっていたことと、「大学をなぜ辞めたのか?」を聞かれたら、どうやって答えれば良いのか分からなくなって、バイトすら出来ない状況でした。

 

新しく他の大学に入学することも考えましたが、金銭的にも無理だし続ける自信がなかったので断念しました。

 

その時は、大学生活が上手くいかなかったことや、怒鳴られた恐怖感が忘れられずに、社会に対する不安がピークにあった時期だと思います。

ニート期間中は貯金100万円を切り崩して生活

私は大学を中退してから約3年間ニート生活をしていました。ニート期間中は実家で暮らしていたので、家賃などは一切かかりませんでした。

 

食費も母親が作ってくれたご飯を食べていたのでほとんどかかりませんでした。たまに外食することがあっても親が払ってくれていました。

 

大学時代にアルバイトをしていた時の貯金や、お年玉などを貯めていた貯金が100万円程度あったので、欲しいものなどあれば貯金を崩していました。

 

ニートでアルバイトもしておらず無職でしたが、年金などはちゃんと払っていました。なんでこんなに毎月払わないといけないんだろうと思ったりもしました。

 

アプリやゲームに関してはもともとするほうではなかったのでお金はほとんどかけてません。やったとしてもスマホで出来る無料のゲームのみです。

 

趣味の本は毎月2冊程度買っていたので使っても2,000円弱だったと思います。毎月の支出の合計は自分の携帯代と年金と趣味の本代で3万円くらいでした。

旦那と知り合ったきっかけはマッチングアプリ

知り合ったきっかけは「マッチングアプリ」でした。ニート時代は家族以外と接点がなく「これではいけない」と常に思っていました。

 

人間関係が苦手な私でもその時の状況に焦ってました。だからなりふり構わず全く関係がない人と、話したり出会いをつくればニートを脱出する糸口がつかめるんじゃないかと思ったのがきっかけです。

 

出会い系は当然ながら下心がある男性ばかりで、実際に大半は会うまではいきませんでした。でも1人だけ文章が真面目そうで「地元が遠方なので友人がいないから、話し相手が欲しい」といった下心なしの希望を持っていました。

 

何回かメールをしてお互いに信用出来そうだと感じたので、実際に会うことになりました。実際に会ってみると想像していた通りの人で真面目でした。

 

話は弾まなかったのですが、相手側が「今度もぜひ会いたい」と言ってくれて、その後も何回か一緒にご飯に行きました。

 

そして私も彼と出会ってから、自信が少しづつついていって、人と付き合う感覚を思い出しました。

 

身なりにも気を使うようになって、「バイトしてみようかな」という気になれました。バイトに応募してみると案外簡単に採用され、ニートは脱出しました。

 

やっと人間らしい生活に戻れたと思いました。そして何回目かで「付き合ってほしい」と言われたので晴れて付き合う事になりました。

 

付き合ってからは順調で、結婚までトントン拍子に事が運んでいきました。プロポーズは彼の方からだったので嬉しかったです。

ニートを脱して結婚して自分の存在価値を感じることができた

「ニート時代と一番変わったな」と思ったのは、責任の重さややらなければいけない事がどんどん出てくることです。

 

ニート時代は精神的に辛かったですが、やらなければいけない事は一つもなくて、何をどうしていけば良いのか?迷っていた時期でした。

 

でも、結婚すると自分だけのことだけでなく、相手に合わせて生活したり相手のためにやっておかなければいけないことが山ほどあって、毎日嫌でも動かなくてはいけない状況になりました。

 

朝は主人と子供を起こし朝食を準備して、自分も仕事をし並行して掃除や洗濯を行う毎日です。

 

ニート時代の朝から夕方まで寝ている一日とは全く違う環境です。現在のほうが体力的に大変なことはありますが、やることが明確に分かっているので精神的には今のほうがずっと楽です。

 

誰かのためになっているという感覚もあり、自分に存在価値があるような気がしています。また、子供が生まれてからは更にやるべきことや責任が増えてきて、人間関係でも気をもむことが多く、ゆっくりする時間が少しでも欲しいくらいです。

 

他には金銭面での考え方にも変化が出てきました。ニートの時はバイトをしたくても出来ないし、「貯金がなくなったら仕方ない」くらいの考え方でしたが、今は老後の自分たちの生活や子供の教育資金のために働いて、出来るだけ貯金しお金に余裕をもった生活をしたいと考えるようになりました。

 

全ての面においてニート時代よりも忙しくなりましたが、精神的には充実しています。結婚してよかったなと思っています。

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