今年も「ムジークフェストなら」で音楽楽しもう 6月11日スタート、各地で300公演
県内の寺社やホール、公民館などさまざまな会場を舞台に開かれる音楽イベント「ムジークフェストなら」が6月11日から始まる。奈良の魅力と音楽のすばらしさを感じてもらうとともに、梅雨の観光オフシーズンに人を呼び込むのが狙いで平成24年にスタートし、今回で5回目となる。
県などでつくる「ムジークフェストなら実行委員会」が主催し、昨年は約10万人が訪れた人気イベント。6月26日までの16日間、ジャズやクラシック、吹奏楽、合唱など多彩なジャンルの約300の公演が県内の至るところで開催され、奈良の街全体が音楽に包まれる。
コンサートは県文化会館やなら100年会館、東大寺や春日大社などのほか、カフェやバー、酒蔵などでも開かれる。6月26日には奈良公園の春日野園地を舞台に申し込み不要、無料のファミリーコンサートも。担当者は「さまざまなジャンルの音楽を奈良で思う存分楽しんでほしい」と話している。
実行委では詳細情報が掲載された公式ガイドブックを発行。期間中の全コンサートの日時や会場、出演者、曲目や料金のほか、会場のマップやアクセスについてまとめている。
県内の各市町村役場や観光案内所などで無料配布されているほか、ムジークフェストならの公式サイトからもダウンロード可能。郵送でも入手できる。詳しくは同実行委事務局(☎0742・27・8917)。
公式サイトはhttp://www.naraken.com/musik/
【関連記事】
来年開催の「国民文化祭なら2017」へ向けロゴ公表 カウントダウンスタート
〝海自の歌姫〟と超ド級の音楽に1200人魅了 自衛隊奈良定期演奏会
音楽は言葉の壁越える 「ならイメック」発足20年で記念演奏会
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)