BELL&ROSS コレクション紹介

ベル&ロス - BR05 BLUE STEEL | BELL&ROSS | BR06A-BLU-ST/SST

みなさま、「BELL&ROSS(ベル&ロス)」というブランドをご存知でしょうか。ブランドの名前は創立者であるブルーノ・ベラミッシュ氏とカルロス・ロシロ氏の名前に由来しています。1992年に誕生したベル&ロスは、高級時計ブランドの中では新生に分類されるブランドで、フランスのパリで設立されました。設立後ブルーノがかねてより酔狂していたドイツの「SINN(ジン)」に協力を仰ぎ、ベル&ロスの時計造りは始まったのでした。

ドイツ発祥の時計の特徴を表すと、「華美な装飾はしない機能に沿ったまじめな時計作り」だといえます。代表で言うと、ジンのほかにも世界時計5大ブランドの1つに数えられる「A.LANGE&SOHNE(ランゲ&ゾーネ)」も挙げられます。ドイツ発祥の時計ブランドは、華美ではないものの無駄がない洗練されたデザインで、本来の時計が持つ基本的な性能を追求しているのが特徴。ベル&ロスの初期に生産されたモデルは、ジンに近しいものを感じさせます。

ここではベル&ロスの魅力とその人気について触れ、モデルのご説明をしていきたいと思います。

 

前述したとおり、ベル&ロスはドイツ発祥の時計と性質が近く、一目で判断できる「視認性」や「機能性」、時計における「信頼性」、「高精度」の4つを基本原理として掲げており、それを体現するものとして生み出されたのが「BRシリーズ」です。まずは歴代のBRシリーズを比較してまいります。

 

 

『BR-01』

BR01 BR01-94CFB-CA,BR01 ホライゾン 999本限定 BR01-92 HORIZON-R

左:BR01 BR01-94CFB-CA
右:BR01 ホライゾン 999本限定 BR01-92 HORIZON-R

ケースは正方形でありながらラウンド型の文字盤が採用されたデザインは、まるで航空計器をそのまま腕時計に落とし込んだかのような現代的な美しさを獲得したと世間から賞賛されています。

2005年に発表された当初、ラルフ・ローレン氏が愛用し、自身のブランドの広告でも着用したことで、ベル&ロスといえばこのモデルを想像される方も多いでしょう。モノトーンでまとめられたシンプルな3針で、艶消しされたブラックPVDコーディングを施したケースにラバーを組み合わせることで、異なる質感を生み出し、同じブラックでも独特の奥行きを感じられます。ケースの直径は46mmと大きめで、腕元での存在感は抜群です。

 

『BR-02』

本格ダイバーズウォッチであるBR-02シリーズ。そのケースの形状はコレクションの中でも特殊であり、堅牢な防水性能に片方向回転インナーベゼル、防塵、優れた耐久性に深海でも見えるように作られた文字盤など、プロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチです。減圧バルブや、クロノグラフなどの実用性も兼ね揃えています。

 

『BR-03』

BR03 クロノグラフ BR0394-BL-SI/SCA

BR03 クロノグラフ BR0394-BL-SI/SCA

2006年に発表されたBR03シリーズは、初期のBR01を基本的なコンセプトにしつつ、ケースサイズを46mmから42mmにサイズダウンしました。

日本人の腕回りによりフィットしたサイズになったうえ、BR01と比べてコストパフォーマンスにも優れたため、お手に取り易くなったかと思います。

 

 

『BR-05』

BR-05 BR05A-BL-ST/SST

BR-05 BR05A-BL-ST/SST

2019年に発表されたBRコレクションの最新モデルです。BR-05は、現代の時計業界での主流ともなっているラグジュアリースポーツを模したケースとブレスレットが一体化した形状が最大の特徴です。
1972年に雲上ブランドであるオーデマピゲが最先端となった通称「ラグスポ」は、薄型でありながらも仕上げを巧みに使い分けることによって、洗練された高級感を漂わせます。

さらに、スクエア型では難しいとされていた高い防水性能を揃えており、日常生活でもストレスなくお使いいただける100Mの水圧まで耐えることが出来ます。2021年には、既存のBR05の文字盤をスケルトン化させるなど、ベル&ロスの技術を駆使した最先端のモデルとなっています。

☆BR-05の特集ブログはこちらから

 

 

 

 

『BRVシリーズ』

BRシリーズはスクエア型のケースが特徴の反面、BRVシリーズはラウンド型が主流となります。実はBRVシリーズのほうが歴史は長く、ジンとの提携が切れ、独立後のファーストモデルとなったのがこのヴィンテージウォッチです。

生み出された期間にはなんとあの誰もが知る「CHANEL(シャネル)」とも資本提携しています。1940年代の第2次世界大戦下や、戦後の大型ジェットが開発された時代に発達した人気のパイロットウォッチをモチーフにしているシリーズです。現行品はオリジナルより小型化されるなど現代風にアレンジが加えられながらも、モダンヴィンテージ感を漂わせる顔付きがたまりません。

その中でも “スポーツ ヘリテージ”は、角が立った風防にシンプルなベゼル、サンドカラーの針とインデックスが特徴です。コレクションのなかには、PVD加工が施されたシンプルな色合いのモデルもあり、多彩なバリエーションが存在します。

 

スポーツ ヘリテージ クロノグラフ BRV126-FLY-GMT/SCA

スポーツ ヘリテージ クロノグラフ BRV126-FLY-GMT/SCA

 

スポーツ ヘリテージ クロノグラフ BRV126-ST-HER/SST

スポーツ ヘリテージ クロノグラフ BRV126-ST-HER/SST

 

クロノグラフ BRV126-BL-CA-SCA

クロノグラフ BRV126-BL-CA-SCA

 

現行品のBR05から遡り、スクエア型だけでなくラウンド型にもベル&ロスの名作があることはご理解いただけましたでしょうか。流行だけでなくモダンな趣も感じさせるコレクション展開はベル&ロスだからこそだと思います。価格帯も商品によっては、30万円台からのご用意がございますので、気になるモデルがございましたら是非店頭までお越しくださいませ。

 

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