リーフエッジでの釣り!先端までの行き方や必要な装備など。安全に楽しもう!

リーフエッジとは

リーフとは礁(しょう)のことを指しており、その際(エッジ)のことをリーフエッジと言います。沖縄の海は周りをサンゴ礁で囲まれている場所が多く、サンゴ礁の際をリーフエッジと呼んでいます。

沖の白波が立ってるところがリーフの際。そこから先は深くなっている。

リーフエッジでの釣り

旧暦の3月3日頃から、夏場の大潮の昼間(干潮時)に潮が大きく引くためサンゴ礁が水上に顔をだします。その干潮の間、リーフエッジまで歩いて行くことができるので、リーフの内側や外側に向かって釣りを楽しむことができます。

沖の際まで歩いていける。外側に向かって大物狙い、内側は小物狙いで。

超危険な釣りである

言うまでもありませんが、ものすごく危険な釣りです。リーフの外側は水深が一気に深くなっているだけでなく、波も強くまた複雑な流れになっています。ゴツゴツしたサンゴの岩に強い波が打ちつけ、引き波も強いため飲み込まれたら命が危ないでしょう。行く際には装備を万全にし、必ず複数人で行くほうが良いでしょう。

時には大きな波が打ちつける

リーフエッジまでの道のり

リーフが水上に顔を出すとそこまで歩いて行くことができますが、リーフに行くまでは大抵手前の方が深くなっています。リーフの上でまだまだ水深が浅いと思って油断していると、戻り道が深くて戻れない!という状況にならないよう注意が必要です。
また、リーフエッジまではゴツゴツしたサンゴの岩や、危険生物もいます。それらから身を守るためしっかりとした装備を身につけていきましょう。

ゴツゴツしたサンゴや岩

常に時間と状況を確認する

潮が満ち始めると本当に早いです。あっという間に潮位が上がるため、戻る時間をしっかりと確保しておきましょう。
潮見表で干潮時間を把握しておくだけでなく、潮の流れ、海水の動きに常に注意しておくことが重要です。潮が満ち始める前に撤収しましょう。
もう少しだけなんて続けていたらあっという間に満ちてしまいます。先にも書いたように、帰り道の方が深くなってることが多いので切り上げる時間は常に意識しておきましょう。

リーフエッジに行くための装備

ライフジャケット

まずは安全第一です。万が一の時に備えてライフジャケットは必須のアイテムとなります。しっかりと浮力のあるものを選びましょう。

ラッシュガード

肌の露出を抑えて日焼けを防ぐだけでなく、危険生物やサンゴの岩から肌を守ります。

安全靴

サンゴやゴツゴツした岩、またオニダルマオコゼなどの危険生物から足を守ります。サンダルで行こうものなら確実に傷を作ってしまいますよ。

帽子

海の上での日差しはとても強烈です。日焼け対策だけでなく、体力の消耗も防ぐことができますのでしっかりかぶっていきましょう。

サングラス

光の乱反射を抑えて水中が見やすくなります。目の保護にも役立ちます。

時計

時間の把握は大切。干潮の時間を頭に入れつつ、常に今の時間を確認しながら戻るタイミングをはかりましょう。

グローブ

サンゴや岩、釣った魚からの保護として。

リーフエッジには大物がいっぱい

危険が伴うリーフエッジでの釣りですが、魚の数も多くまた大物も潜んでいて魅力的な釣りであることは間違いありません。安全対策をしっかりと行い、ぜひチャレンジしてみてください。