拡大するエボラウイルス

台風11号が各地で猛威を振るっています。外出は出来るだけ避けた方が良いと思いますが、十分気を付けてください。

先ほど少し地域の危険個所や農地等を見て回りましたが、大きな被害は見受けられませんでした。まだ風も強く、台風の影響もありますので、引き続き警戒していかなければなりません。

さて、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱ですが、先日WHO世界保健機構が「緊急事態」宣言をしました。さらなる感染拡大で予想される被害は、ウイルスの毒性を踏まえると極めて深刻とし、国際的に協調して対応することが、感染拡大を食い止めるために不可欠だとのことです。

アジア各国でも体調を崩した渡航者を判別するため、空港に体温を測る機械や医師を置くなどの対策に乗り出したそうです。現在のところアジアでエボラウイルスは確認されてないようですが、10年くらい前のSARSの時を思い出してしまいますね。

交通手段の発達により世界はとても近くなりましたが、こういった時には感染し、世界に広がる速度もまた早くなってしまいました。

以前、アウトブレイクという映画を見ました。
エボラ出血熱に類似した架空のウイルスを描くパニック・サスペンス映画です。世界中が感染するとても恐ろしい光景ですが、それが現実になりかねない深刻な問題だと思っています。

アフリカで起こっていることは決して遠くの出来事ではありません。

常滑市には国際空港があります。空の旅への玄関口ですが、時には感染拡大の玄関口になってしまう危険がないわけではありません。そういったこともあり、現在建設中の「新常滑市民病院」には特定感染症病床が建設されます。

自分に何が出来るというわけではありませんが、一刻も早く事態が収拾することを願うばかりです。亡くなられた多くの方のご冥福を祈念いたします。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。