今回のテーマは、
「注文住宅のコンセント位置と追加オプション費用10万円の内訳」
注文住宅において、照明計画とともに考えるべきコンセント位置は、とっても大事。
よく新築を建てたあとの失敗例であげられるのが、コンセントの位置や数なんですよね😲
どこにコンセントを配置して、そのコンセントの用途は何なのか、そしてどれくらいの追加オプション費用がかかるのか、わたしたちもまとめてみましたのでご紹介します👍
1階玄関・ガレージまわりのコンセント位置
上図は、1階玄関・ガレージまわりのコンセント位置です。
ガレージには入り口のほうに1カ所と、廊下に1カ所、トイレに1カ所💡
ガレージのコンセントは、正直今のところ何に使うかわかりません。
が、ガレージで何か作業するときとか、建物の外にコンセントを無理やり引っ張りたいときのために😊
廊下にも1つは絶対必要ですね。掃除機をかけねばなりませんし。
トイレはウォシュレット用なので絶対必要になるところです。
1階LDKのコンセント位置
まずはダイニングキッチンスペースから。
よく見ると、実は結構ついているものなのですよね。ビックリです😲
- オレンジ印 テレビ線付き2カ所
- 緑印 エアコンコンセント1カ所
- 黄印 ガスコンセント1カ所
- 黒印 必要な電化製品用3カ所
- 普通のコンセント5カ所
ということで、計12カ所についています。
テレビ線は、最初に決めた位置から模様替えしてみたりと、可能性のあるところには設置したほうが良いのアドバイスがあって2カ所に😊
必要な電化製品用というのは、冷蔵庫・レンジフード・食洗機用のもの。これもコンセントが必要だったんですね。
あとは、キッチンやカップボードのカウンター上には、コーヒーメーカーやケトル、炊飯器や電子レンジを置くために必要ですね👍
冷蔵庫の隣にもウォーターサーバーを置くので必要です。
そしてもちろん、掃除機をかけるためのコンセントも用意しなければですね。
続いてリビングとなる和室スペース。リビングイン階段(ストリップ階段)まで付いている場所。
階段下に2カ所(うち1カ所はテレビ線付き)とその反対側に1カ所の、計3カ所です😊
階段下のコンセントは、テレビ・ブルーレイ・音響設備や、間接照明・ルンバなどの家電製品用に、コードがごちゃごちゃ絡まないよう2カ所💡
またテレビの反対側のコンセントは、掃除機をかけたりスマホ充電用などで使います。
リビングを和室にしちゃおうって考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
2階階段・廊下・バルコニーのコンセント位置
続いて、2階の階段と屋根付きのインナーバルコニースペースです。
廊下の角に1カ所と、インナーバルコニーには外用を2カ所、計3カ所を予定👍
廊下は掃除機がメインでしょうね、そしてインナーバルコニーは間接照明などのためのコンセント。
これは、インナーバルコニースペースで、アウトドアリビングを実現するためです✨
アウトドアリビングについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
2階サニタリースペースのコンセント位置
サニタリースペースには、洗濯機のところに1カ所・トイレに1カ所・洗面台まわりに3カ所、計5カ所の設置です😊
洗濯機とトイレのところは、必要な電化製品用として、洗濯機本体とウォシュレット用に1つずつですね。
また洗面台が2ボウル式で1,800mmと長いために、そのカウンター上両脇に、ドライヤーや電動歯ブラシ充電用のコンセント👍
そして洗面台の後ろにも、掃除機などで使用できるように1カ所設置します。
2階寝室・ワークスペース・クローゼットのコンセント位置
すごく縦長にとっている寝室・ワークスペース・クローゼットスペース。
寝室には、テレビ・エアコン・ガスコンセントなど含めて5カ所・ワークスペースには電話・インターネット線付きコンセント含む3カ所・クローゼットスペースに1カ所の、計10カ所に設置😲
内訳を見てみると、
- オレンジ印 テレビ線付き1カ所
- 黄印 ガスコンセント1カ所
- 緑印 エアコンコンセント1カ所
- 青印 普通のコンセント6カ所
- 赤印 電話・インターネット線1カ所
ワークスペースには、インターネット・プリンタなどのパソコン配線を集結👍
さらに、作業カウンター上にパソコン接続用の、その背面には掃除機や間接照明用のコンセントを。
寝室のコンセントは、ベッドの両脇でスマホ充電、そしてナイトテーブル上の照明用😊
ベッドの足元には壁かけテレビ用。部屋の角には、上にエアコン・下にコンソールテーブルに置くコーヒーメーカーや、掃除機用に。
また、クローゼットスペースの一番奥にもコンソールテーブルを置きたいため、その上や下に置く間接照明、または掃除機用に設置。
コンソールテーブルについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
2階子ども部屋のコンセント位置
子ども部屋はシンプルに、エアコンコンセント1カ所・テレビ線付きコンセント1カ所・普通のコンセント2カ所を💡
- オレンジ印 テレビ線付き1カ所
- 緑印 エアコンコンセント1カ所
- 青印 普通のコンセント2カ所
が内訳です。
あまり広くもないので、適当に延長コードでタコ足にすればいいかなあと。
ただし、部屋に掃除機をかけるとき用に、入り口付近に1カ所設置は必須ですね😊
追加オプション費用の総額
あとで後悔しないように、まんべんなくは付けたつもりのコンセント計画。
問題は、この状態でいったいいくらの追加オプション費用が発生したのか💦
コンセントは各部屋に2口を2カ所まで、エアコンは全部屋、テレビ端子は全部屋、TEL配管は1カ所。
これが標準仕様なので、ここまでは追加オプション費用が取られないという計算。
1階をまとめてみると、上図のとおりで全部で19カ所に設置💦
その内訳は、
- 黒印 必要な電化製品用5カ所
- オレンジ印 テレビ線付き3カ所
- 緑印 エアコンコンセント1カ所
- 黄印 ガスコンセント1カ所
- 青印 普通のコンセント9カ所
です。
結果、この1階で追加オプション費用が発生したのは、
- テレビ配線1カ所 5,500円
- 普通のコンセント4カ所追加 14,000円
- ガスコンセント1カ所 20,000円
ということで、1階では合計39,500円の追加オプション費用でした😨
続いて2階をまとめてみると、上図のとおりで全部で22カ所に設置。
その内訳は、
- 黒印 必要な電化製品用2カ所
- オレンジ印 テレビ線付き2カ所
- 緑印 エアコンコンセント2カ所
- 黄印 ガスコンセント1カ所
- 赤印 電話・インターネット線付き1カ所
- 青印 普通のコンセント14カ所
です。
それに対し、2階で追加オプション費用が発生したのは、
- 外部コンセント2カ所 11,000円
- 普通のコンセント6カ所追加 21,000円
- ガスコンセント1カ所 20,000円
ということで、2階では合計53,000円の追加オプション費用でした💦
家全体として、追加オプション費用は合計92,500円。
ただし、ガスコンセントを別物と考えて算出すれば、合計52,500円という結果です💡
配線計画について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
1カ所あたりの追加オプション費用については、
- 普通のコンセント 3,500円
- 外部コンセント 5,500円
- テレビ線付きコンセント 5,500円
- ガスコンセント 20,000円
かかるようです。
もちろんハウスメーカー・工務店さんによって異なると思います。
これから計画される方は、だいたいの目安として追加オプション費を頭に入れておくと、予算がたてやすいかもしれませんね💦
後で後悔しないようなコンセント計画を✨
【更新しました】次のお話、スイッチやコンセントのコーディネートについては↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】注文住宅入居後のコンセントの仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍