『AIが人類を支配する日』人工知能がもたらす8つの未来予想図
ロボット工学の第一人者・前野隆司さん著『AIが人類を支配する日 人工知能がもたらす8つの未来予想図』が、マキノ出版より刊行されました。
ロボット工学者が描く未来
現在のAI(人工知能)の驚異的な進化により、われわれの生活はますます便利になりつつあります。
しかし、その一方で、レイ・カーツワイルさんが提唱するように、2045年にはAIが人類の知性を超える「シンギュラリティ」が起こるのでは、と危惧する意見も多数見聞します。
本書は、ロボット工学の第一人者である著者が、こうした声に対し、独自の視点から大胆に切り込んだ一冊です。
「単純労働がなくなる」「専門職もなくなる」「日本が負け続ける」「格差が拡大する」「忙しさが加速する」「ヒトが一番でなくなる」「永遠に生きねばならない」「人類が滅亡する」という8つの未来予想図を深く探るとことで、来るべきAI時代に、何が起こりそうであり、何が起こりそうにないのかが見えてきます。
そして、AIにより社会と生活が大きく変わっていくとき、私たちはどうすれば幸せになれるのか――その答えがここにあります。
本書の構成
第1章 AIがもたらす8つの恐ろしい未来
第2章 ディープラーニングのどこがすごいのか ~AIとロボットと私~
第3章 われ思う、しかしわれなし ~受動意識仮設とAI~
第4章 心のあるロボットの造り方 ~ヒトとゾンビとAI~
第5章 なぜ日本は負け続けるのか ~イノベーションとAI~
第6章 経営学×幸福学 ~幸福学とAI~
第7章 死ぬとはどういうことか ~死とAI~
第8章 AIがもたらす8つの明るい未来
終章 全体調和型の社会をめざして ~森とAI~
前野 隆司さん プロフィール
著者の前野隆司(まえの・たかし)さんは、山口県生まれ。東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了後、キヤノン株式会社でカメラの研究職に従事したのち、慶應義塾大学教授に転ずる。博士(工学)。
ロボット工学に関連して、人工知能の問題を追いかける途上で、人間の意識に関する仮説「受動意識仮説」を見出す。ヒューマンインターフェース、ロボット、教育、地域社会、ビジネス、幸福な人生、平和な世界のデザインまで、さまざまなシステムデザイン・マネジメント研究を行っている。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。
単純労働がなくなる、忙しさが加速する、専門職もなくなる、ヒトが一番でなくなる、格差が拡大する、永遠に生きねばならない、日本が負け続ける、人類が滅亡する…ロボット工学者が描く未来。
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