定番ラインリニューアル後、初のフルカウントの大戦モデル。2019年限定版【1100-19 WW2 Model】がリリース開始(Fullcount)

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

「フルカウント」は、今となっては当たり前のように語られる、いわゆる「大戦モデル」のレプリカモデルの元祖と言われています。

モデルとされるリーバイスの大戦モデルには、その物資統制の時代の影響を受けて、様々な採用パーツや縫製バリエーションが存在するのは既知の通り。

それゆえか、フルカウントは大戦モデルを定番とすることなく、毎年仕様を変えた大戦モデルを、何かしらの形で限定数でリリースする形をとってきました。

フルカウントファンとしては、コレクション意欲をそそる展開。

そんなフルカウントの大戦モデルの、2019年版が先日リリース。

フルカウントの定番モデルが完全リニューアルされて初めての大戦モデル。

フルカウント限定ムラ糸デニム「1108 ROUGH」

フルカウント、定番ジーンズから赤タブ&飾りステッチを廃止するようです(FULLCOUNT)

2018-10-15

今年のモデルの仕様は如何に?

本日はその詳細をカタログスペックで見ていきましょう。

フルカウント 大戦モデル2019 限定【1100-19 WW2 Model】

概要

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

こちらが2019年版の大戦モデルとしてリリースされる一着。

デニム生地はフルカウントのド定番の13.7oz ジンバブエコットン 。

シルエットは、こちらもド定番の[1108]。

この品番はフルカウントでも人気の高い、やや細身のストレートになります。つまり、大戦の完全なレプリカではなく、大戦のディテールを持った実用性の高いシルエットの一本というわけです。

とはいえ、このあたりは賛否両論あるでしょうね。細身の大戦か…と。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)バックスタイル。

通常の大戦モデルよりも、スマートに見えますね。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

パッチにはWWⅡのスタンプ入り。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

今回のモデルの特徴の一つ。

スレーキにはボディと違うライトオンスのデニムが採用されており、こちらの経年変化も楽しめる、ということです。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

コインポケットはリベット無し。

リベットは焼き加工が入っているそうで、鈍いブロンズカラーになっています。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

ベルトループは極太で、スレーキと同じライトオンスデニムを使用。

トップボタンはマットな塗装のドーナツボタン。

小ボタンは黒ラッカーのドーナツボタンを採用。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

バックポケットの形状は比較的ベーシックなもの。

また、例年のバックポケットはフルカウント・アーキュエイトがペンキでペイントされていましたが、今年は無し

今年からフルカウントの定番モデルからステッチと赤タブ(ピスネーム)を排除したことと関連していると思いますが、この大戦モデルでもペイントも、そして赤タブも無くなっています。

出典:Fullcount(http://www.fullcount-online.com/item/1100_19.html)

その代わり、今回はフルカウント・アーキュエイトがDIYでペイントできるキットが付属。

ステンシルの台紙とオレンジのアクリル絵具(ペンキじゃないんだ!?)で自分でやるようです。

たのしそう。

…だけど、ペイントに失敗した時のダメージはデカい。誰も修正もフォローもしてくれないですから…

ズレないように、しっかり台紙をポケットに固定してからステンシルするように!

【まとめ】コレクターは見逃せない一本

冒頭の通り、フルカウントは毎年1アイテムは趣向を凝らした大戦モデルをリリースしています。それ故に「今年はどんなモデルか?」と、私も毎年その内容を楽しみにしてきました。

今年の一本はシルエットを売れ筋の若干細身の[1108]ベースにしていることもあり、これまでの骨太な大戦モデルとは路線が若干変わった印象。

これまでのレプリカディテール重視ではなく、

それを超えるオリジナルのジーンズを作るという意思表明をした辻田氏率いる2019年のフルカウントらしい一本だと言い換えることが出来ます。

今回は限定数500本。

毎年完売するシリーズですので、お気になる方はお早めに。

 

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本日もご一読、ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。