ザハ・ハディッド(ザハ・ ハディド、ザハ・ハディードとも表記、Zaha Hadid、1950年10月31日 – 、アラビア語)
イラク・バグダード出身、イギリス在住の女性建築家。現代建築における脱構築主義を代表する建築家の一人である。ロシア構成主義の建築や美術の強い影響を受け、コンセプチュアルで空想的なものを現実空間に出現させ、見学・利用者に驚きを与えている。かつては、同じく脱構築主義者であるダニエル・リベスキンド同様に、実際の建築作品ではなく、建築思想の提唱者として、また過激なコンセプトを示した図面の製作者としてもっぱら知られていた。
無数の道路やパイプのようなラインがゆるやかに折れ曲がり交差し重なり合いながら高速で流れるイメージや、巨大な有機体状の構造物などを描いたドローイングを特徴とする。
【作品一覧】
ヴィトラ社工場・消防ステーション(1993年)
BMWセントラルビルディング(2005年)
国立21世紀美術館(2010)
リバーサイド博物館(2011年)
ノルドパーク・ケーブル駅
香港理工大学ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー
ウイーン経済大学(WU)新キャンパス
北京・銀河SOHO
インスブルックのベルクイーゼルシャンツェのスキージャンプ台