注意
ほうび制は細かい設定が必要なので自己流は危険。
子どもに、宿題や運動、英語、才能といった「長期的に合理的な取り組み」を行なわせる上でほうび制の重要性が少しづつですが、認識されるようになってきました。
ただ残念ながら、それを実行する上での注意点を理解していないゆえに、かえって取り組み前よりも事態が悪化している場合が多々あります。
その一つとして
・ほうび制を開始して間も無くの子どもの不平に根負けしてしまう
ことがあげられます。
多くの子どもは、ほうび制に納得しません。
実行して間もない頃、子どもは散々に文句や悪態をつきます。(子どもの意見を何でも受け入れていれば、家でスマフォを弄り続ける引きこもりになる)
そこは無視し続けるのが最も望ましいのですが、親御さんの多くは、その「挑発」に乗ってしまいます。
最後は根負けして、結局は「長期的に合理的な取り組み」の前に、好き放題にほうびを楽しむ状況を作ります。
ここで子供は、騒げば「親を操作できる」という紐付けを学習します。
結果して、ワガママが助長されます。
ほうび制で悪化します。
もちろん、無視することが難しいのは承知なのですが、子どもの挑発には付き合わず、一切反応せず、淡々と家事などを行なう必要があります。
そうすることで、子どもは一時的には「より騒ぐ」という行動に出ますが、それでも無視し続けると「合理的な取り組み」を行なうようになります。