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20mm F2 DG DNはコストパフォーマンスの高い20mm単焦点

Mobile01がシグマ「20mm F2 DG DN」のレビューを公開。サイズ・価格が丁度良く、画質は価格に見合うものとなっていると評価しています。AFもなかなか速そうですね。

Mobile01：Sigma 20mm f/2 DG DN Contemporary 評測報告｜E-Mount 最具性價比的超廣角大光圈之作！

外観・構造：

  • ソニーFE 20mm F1.8 Gやタムロン 20mm F2.8 Di III OSDなどライバルが存在する。しかし、外観や質感はシグマ 20mm F2 DG DNが優れているはずだ。
  • 総金属製の外装を採用し、レンズフードまで金属製だ。外側には滑り止めの切り込みが施されている。
  • マグネティックレンズキャップが付属している。
  • フィルターサイズは62mmだ。
  • レンズ構成は11群13枚で、1枚のSLDガラスと1枚のFLDガラスを使用している。コーティングにはナノポーラスコーティングを使用している。
  • 防塵防滴に対応している。

携帯性：

  • レンズサイズやソニーとタムロンの中間である。
  • サイズは70×72.4mm、重量は370gだ。
  • α7R IIIとの組み合わせで、カメラバッグに簡単に収納できる。

操作性：

  • 絞りリングでF2からF22まで1/3段ごとに調整可能だ。
  • AF/MF切替スイッチを搭載している。安価なレンズはこのスイッチを搭載していないモデルが多かった。

フォーカス：

  • 最短撮影距離は0.22mである。
  • 最大撮影倍率は0.15倍で、20mmの超広角ながらクローズアップの撮影が可能だ。接写性能には満足している。
  • ステッピングモーターで動作する。
  • α7R IIIとの組み合わせで接写から無限遠まで高速だ。

手ぶれ補正：

  • 記載なし。

解像性能：

  • 絞り開放から画質はとても良好だ。
  • F4まで絞るとほとんどの収差を抑えることが出来る。
  • 隅の画質を気にするのであれば、F4~F11が無難な絞り値となる。

像面湾曲：

  • 記載なし。

ボケ：

  • 記載なし。

色収差：

  • F2で軸上色収差の影響が見られるが、F4まで絞るとほとんど改善する。
  • 倍率色収差はF4まで絞ると改善する。

球面収差：

  • 記載なし。

歪曲収差：

  • 樽型の歪曲収差が残存しており、デジタル補正でこれを修正する必要がある。

周辺減光：

  • 超広角レンズで周辺減光は避けられない。
  • F4まで絞ると周辺減光は無視できる。

コマ収差：

  • 記載なし。

逆光耐性：

  • 予想していたよりも良好だ。
  • F11まではフレア耐性が悪くなく、F16まで絞ると目立つようになる。
  • 絞ると18本の光条が発生する。

総評

様々な「Iシリーズ」をテストしてきたが、このレンズが最も印象に残っている。20mmの単焦点レンズとしてはサイズと価格の両面で丁度良い選択肢だ。画質は価格に見合う価値がある。費用対効果の高いレンズだ。

とのこと。
シグマ「Iシリーズ」7本目となる広角単焦点レンズ。今のところ同シリーズで最も画角の広いレンズであり、シグマDG DNシリーズ全体で見ても最広角の単焦点レンズですね。
ソニーEマウントで20mmレンズは激戦区の一つですが、その中でもこのシグマレンズは開放F値・サイズ・価格のバランスが良く、20mmを検討しているのであれば面白い選択肢となりそう。解像性能は良好で、接写時のボケも広角レンズとしては良好な描写に見えます。

敢えて言えば周辺減光や歪曲収差が欠点となりますが、これらは現像ソフトの自動補正で簡単に修正できます（ソフトがプロファイルに対応している場合）。光学的な歪曲収差の補正が必要であれば、やや高めのソニーFE 20mm F1.8 Gを買うほかありません。

シグマ 20mm F2 DG DN｜Contemporary 最新情報まとめ

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