安物の散弾用シェルホルダー(弾差し)がおすすめ級に使いやすかった件
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最終更新日:2016/09/21
猟具・猟装
あれやこれやと考えながら猟装や猟具、またそのパッキングなんかを吟味するのは猟師にとって楽しい作業。
人によって、また同じ人であっても年齢や経験を重ねるごとに少しずつ変化があって、一概に「これが正解!」と言えるものもなく、地味だけど案外重要な要素であったりするものです。
僕にとっては散弾用のシェルホルダー(弾差し)の選定も悩みの種のひとつでした。
画像は地元の師匠にもらったもの。年季の入った牛革でかっこいいのですが、なんせ革なので雨や汗の湿気を吸って締まることがあり、そうなるとなかなか弾が抜けず、もうちょっと使い勝手のいいのはないかと探していました。orz
そんなときに某大手通販サイトで見つけたのがこれ。当時たしか1600円。(・∀・)
安さに釣られて買ったこの弾差しがひっさびさに安物としては大当たりなブツでした!
まず収納量。12番の散弾が27発収納できます。一日でそんなに撃つことはないですけどね。20番だとゆるゆるになりそうなのでやめておいた方がよさそう。
材質はネオプレンのようで適度な伸縮性があり、弾が落ちそうで落ちない絶妙なホールド感。取り出しも楽々です。
そして非常に助かるのがこの裏側のファスナーつきポケット! このポケットが裏側に3つ設けられています。
安物はこういったファスナーなんかに安っぽさが出やすいものですが、これは開閉もスムーズでしていい意味で値段不相応。ここに鹿笛に車のキーに単眼鏡におせんにキャラメルと、よく使う細々したものを入れてあります。
そしてベルトのところに大バラシ用のナイフ二本をセット。レミントン使いのくせにブローニング印のナイフですけど。二本セットでそこそこ安く使い勝手もいいのでおk。(^∇^;)ゞ
ナイフは一時期はズボンのベルトにつけていたのですが、ズボンのベルトだと地元の人とかとすれ違う時にまる見えになっている気がして、なんとなく気まずくて。
この弾差しはジャケットの上から腹回りに装着、そのさらに上から猟友会ベストを羽織っているので、このベルトにナイフを装着していると猟友会ベストの下になってぱっと見ではわからないのもメリット。これでも色々と気を遣っているのです。(´・_・`)
あと気になるのは耐久性ですが、今のところはまったく問題なし。といってもまだ1か月ぐらいしか使ってないですけど。
見るからに頑丈、という感じではないですが、1600円はかなりお値打ち感があるので、もう1本買っておこうかな。などと思えるようなシェルホルダーでした!
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Comment
高い買い物が「当たり」なのが嬉しいのは当然で、安い買い物でいい品に出会えた時こそ喜びもひとしおですよね(^o^)/
剣鉈(ナイフ)の話なんですが、音がする為忍び猟をされる方々が嫌う木鞘。
spinickerさんが今回記事内で書かれたように第三者(農林業者)に刃物の携帯を見られる場合、当方の有害鳥獣駆除活動の経験上いかにもナイフ然とした革シースより農機具の鉈、鎌で見慣れた木鞘の方が圧倒的に印象が柔らかくなり、初見の方との会話の反応も違います。
パトレイバーのナレーションを借りて言えば「見る者の心理的影響も考慮して~」という所ですね。(笑)
spinickerさんもいつか有害鳥獣駆除等で農家の方と接される時には、その反応の違いを試されては如何でしょうか?ずっと情報収集もやり易くなるかもですよ?(^_^)
木鞘はたしかにカタカタ鳴ってなんとかしたいなぁと思ってます。そのうちしとめたシカの革でシース作ろうかとも考えてました。(^∇^;)ゞ
農林業に従事している人は狩猟に理解がある人がほとんどなのでまだましなのですが、たまにはすれちがいざまに親の敵をみるような目で見てくる人がいてへこみます。そういう人には木鞘であろうが革シースであろうが、ハンターの格好をしている時点でアウトなんだろうなぁ。(´;ω;`)
そのアイテムは、ちょっと前に買おうと思っていた物でした。(とりあえず、実弾には使う予定ではありませんでしたが。)
Amazonの画像を見る限り、そんな所にファスナーがあるとは知りませんでした。
購入しなかった理由は、鹿を追い払う為に購入したエアーガン用のマガジンが10個ぐらいしか持っていない為です。
銃の許可が下りれば、また、購入したいと思います。
ブローニングのナイフは、結構使い勝手がいいですね。前回、鹿を解体する時に、このセットのみで解体しました。刃渡24㎝の山鉈の出番はありませんでした。
私は、今の所、道具類は山仕事でも使いたいので、安全帯に、ノコギリ、ナイフセット、山鉈、熊よけスプレー、腰袋を携帯しています。
似たような製品が2000~3000円ぐらいで売られてる中で、これは1600円の割には案外いい造りでしたよ。(・∀・)
刃物に関しては、実際に狩猟をやる前は「ハンターってナイフにこだわり持った人ばっかりなんだろうなぁ」と考えていたのですが、実際に自分もハンターになってまわりを見てみると、それほどこだわってない人も多いですね。「安くてガンガン使い倒せるのが一番!」という意見の方が僕のまわりでは優勢です。僕の9寸剣鉈もこのままだといずれ血抜き専用になりそうな予感。( ̄∇ ̄;)
私も見た目は似ていてベルトの色が少し違う 12GA 25発用を使っていますが,ポケットはついてません.新しいのはやはり工夫されていて良いですね.
山を歩き回っているとなんだかんだ落とす危険性があるのでファスナーつきポケットの存在は助かっています。過去にはよりによってカモフラ柄のケースをつけた携帯を落としたこともあります。。。(^∇^;)ゞ
この玉差し私も使ってますが安くて重宝してます。
たいていの場合安物は開封したらすぐ「ああこれは確かに安そうだw」とわかるものですが、この弾差しはいい意味で期待を裏切られました。1600円だったけど2980円ぐらいの価値はあるとみた!(・∀・)
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