astah*で作成したクラス図とコードの一致具合を確認する方法

astah*で作成したクラス図と、それをベースに作成したソースコードの一致具合を確認する方法をご紹介します。
対象がクラス図のみでありプログラム言語にも制限がある内容ですがご参考として頂ければ幸いです。

■本記事の内容でできること
ソースコードから下記の方法で自動生成したクラス図(図A)と、描画済みのクラス図(図B)をastah*professionalの機能を利用して比較可能する方法となります。

 

利用可能なダイアグラム、プログラム言語について
下記でご紹介する方法はJAVA,C,C++コードをクラス図にリバースすることで、astah*内の簡易比較機能を使って既存のクラス図と比較する方法となります。

 

[手順1]作成したJAVA,C,C++コードからプラグインとastah*professional自動生成機能を利用してクラス図を作成する。

Javaソースコード読み込みと作成機能
http://astah.change-vision.com/ja/manual/489-import-export-java.html

C++ リバースプラグイン
http://astah.change-vision.com/ja/feature/cpp-reverse-plugin.html

C# リバースプラグイン
http://astah.change-vision.com/ja/feature/csharp-reverse-plugin.html

プラグインの利用に当たってはDoxygen が必要となります。
またプラグインの利用は基本的にサポート外となる旨、予めご了承願います。

(参考記事)クラス図やER図を自動で作成する方法https://ja.astahblog.com/2015/12/22/how-to-auto-create-class-er-diagram/

 

[手順2]上記にて作成したクラス図と比較したいクラス図を、astah*professionalの簡易比較機能にて比較する。

astah*professionalには<プロジェクトの簡易比較>という標準機能がございます。
プロジェクト内で作成したモデルの差分を確認することを想定しておりますが、この機能を使って事前に作成したクラス図と、上記の方法で生成したクラス図を比較することでコードとモデルの一致具合を確認可能となります。

プロジェクトの簡易比較機能について
http://astah.change-vision.com/ja/manual/484-compare-project.html

以上です。制限が多くご希望に添えない部分あるかと思いますがご興味あれば一度お試しください。

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