LIVE AT BB KING BLUES CLUB / JEFF BECK

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LIVE at BB KING BLUES CLUB
アマゾンで CD を買いまくる一方、会社帰りの HMV にもひっかかる。カードを作り直しても、あっという間にゴールドカード。仕事が忙しくなると現実逃避したくなるもんです。たくさん買う CD の中で「これは!」というもののみ紹介しているので、 N@Blog で紹介できない「やられた orz … 」 CD もたくさんあります。そんなアルバムの大半が「こんな駄作、ケッ!!」と怒りたくなるようたものでなく、ただただ力が抜けるようなものが多くて、エントリーにする元気もなかったり(苦笑)。

今日は LIVE AT BB KING BLUES CLUB / JEFF BECK を紹介しておきます。演奏は 2003年9月10日の BB. KING BLUES CLUB @NY のもの。 HMV の試聴機で聴いたんですが感動もの。

いわゆる「帰ってきたジェフベック期」の楽曲を中心に People Get Ready や Goodbye Pork Pie Hat など懐かしい曲も目白押し。アドレナリン噴出ソングである WHAT MAMA SAID は収録されていないのが残念ですが、 People Get Ready の出だしなんて泣けます。号泣です。

Jeff Beck はキャリアの割にライブアルバムが少ないので聴けるだけで幸せ。このアルバム自体はインターネットで販売されていた CD と同様のもので、「来日前の企画もの」という感じもします。なんかの雑誌に掲載されていた Jeff Beck のインタビューでも「実際、クラブでの演奏はやりにくい」とか「あのライブがアルバムになったことはよくは知らない」なんて話をしてました。

「ブートレグみたい」という批評もありますが、リアルで迫力がある演奏ですし、実際、ライブアルバムとしてもいい出来だと思うけどなぁ。なんせ Jeff Beck のギターが凄い。ホントに凄い。61歳とは思えないヘヴィなプレイ(1944年生まれって、キースエマーソンもそうなんだけど)。

どうせ買うなら EPIC の冠がついていないオフィシャルブートレグ版を買う方がかっこいいと思うのですが、マスタリングで聴きやすくなってるかなと、今回のアルバムを買った次第であります。全くグレイトなアルバムであります。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. kyato より:

    JEFF BECKを見てきたのでご報告を。
    2部構成で、ジミヘンの曲も入つつBest of JEFF BECKを2時間という内容。
    ただ、最近のアルバムのビートの利いた曲はなかったので少し残念。
    歌ものも結構やったけどJimmy Hallって歌うまいね。
    席が2階席の22列というかなり後ろだったので、座りながらロックを聴く
    という初めての経験をした(1階席だったら立ってた)。
    んで、Beckだけど、確かに見ておいてよかった。
    Beckって、走ったりはしないけど結構歩き回るのね。
    ほとんど常に歩きながら、あの音を出している。
    遠くからは(ロック式のアームでなく)普通のストラトにしか
    見えなかったけど、なんであんなにアームを多用して、おまけに
    弦を指で引っ張ったりしているのに
    チューニングがメチャメチャにならないんだ?
    暗くなった隙にしているのかもしれないけど、ギター交換って
    しているところが見えなかったぞ。
    アンコールの最後にキーボード伴奏でOver the rainbowをやって
    しんみりと締めくくったんだけど、これがすごかった。
    ギターに歌わせているんじゃなくて、ギターが歌っていました。
    あれを見るとストラトが欲しくなる(ミハー)。
    ところで、話が変わって「JEFF BECK LIVE」の「My Thing」を
    アルバム「JEFF」のと聞き比べたんだけど、「JEFF」のアルバムに
    使った音をライブで流していない?
    すごくそんな気がする。

  2. kyato より:

    確かにギターが複数聞こえるけど、現在のオーバーダブにしては、明らか過ぎない?
    それに、この曲だけこんなに派手にオーバーダブしなくてもいいでしょ。
    かといってサンプリングして出している気もしないから(それにしては芸が細かすぎると思うので)、だれかいたんじゃない?
    実は、通常シンセでやるパートをクリックでトニーハイマスとテリーボジオで割ってトニーハイマスあたりがギター弾いていたりして。
    それか、女性ボーカルが本当にいてその人が弾いていたとか。
    よくわからないけど、誰か弾いていたに一票。

  3. N@ より:

    おお、久しぶり。
    このアルバム、日本版のオビには無編集だとか書いてあったけど、ラストの曲、オーバーダブっぽくない?なんか小さい音でギターが聴こえるんだけど。でも、本人はこのアルバム、弾き直していない感じだったしなぁ。なんだ、あれ?

  4. kyato より:

    今回は見送るつもりでいたけど・・・見ておいたほうがいいって進められ(一度は本物を見たいと思っていた)、急遽15日の追加公演に行くことにしたこともあって、買おうかどうか迷っていた(アマゾンのコメントはあまりよく書いてない)アルバムだけど、お勧めということで買いました。
    確かにかっこいい。ラフだけど、ライブでしかない演奏(ところで、きれいに録音されてスタジオのように整然と演奏しているライブアルバムってBeckに成立するのだろうか)。
    1曲目の爆音から始まり怒涛のごとく展開していきます。
    昔Beckのインタビューで、「俺は、いつも強力なリズム隊を求めいる」というのがあったでけど、このライブを聞くとバックのTONY HYMAS、TERRY BOZZIOが曲を成立させて、その上でBeckが暴れている感じ(リズム隊の大切が良く分かる)。
    ライブのリアルな間隔を楽しみたい人にはお勧めです。
    P.S.1.キース・エマーソンもくるみたいだね・・・
    P.S.2.大変そうだけど、体に気をつけてね。

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