「帰ってきたサルシカ秘密基地工事2014」も佳境を迎えようとしていた。
いよいよトイレとキッチンを設置する日が近づいてきていたのだ。
が、そんなわれわれサルシカ隊の目下の大きな問題。
それは、便器であった（笑）。
みなさんが毎日なにげなく腰を落としている便器。
あれね、結構高いのよ。
しかもウォシュレットなんかついてた日にゃあ、二桁台ですよ、ホンマ！！！
浄化槽まで入れてしまった今、われわれにお金はない。
便器がないままどーしたらいいのだ。
うーんうーんうーん。
ブリッ（笑）
てなわけで、
実はこれまで、主役（便器）がいないまま、ドラマ（トイレ）を作り続けてきたのである。
まことに無責任かつテキトーな展開である（笑）。
しかし。
テキトーでもなんとかなってしまうのが、われわれサルシカというか、田舎の恐ろしいところ。
「隊長〜、便器が出ましたよ〜、ぶりぶり〜」
大工のＴ橋が連絡をくれた。
廃業した旅館の解体が四日市ではじまるらしく、そこのトイレをいただけるらしい。
「よーし、いくぞぉ、ぶりぶり〜」
その翌日、最近やけくそ気味になんでも手伝ってくれる前田さんと四日市へと向かった。
しかし。
隊長のワタクシは威勢はよいものの実はよちよち歩き状態。
先週から排水の土木工事やらもみまきやらで腰を使い続け、ついに魔女の一撃がギクリとやってきたのだ。
で、運転は前田さん。
「別にね、もう乗りかかった船だからいいんですけどね、だからってそんなに喜ばないでくださいよ」
運転もせずに助手席で「ああ楽ちん楽ちん！ずっとこのまま運転手がいてくれたらいいのに」と喜んでいるワタクシを前田さんはいさめる（笑）。
津市からおよそ50キロ。
車で1時間程度。
四日市に到着した。
軽トラだし、お金もないので当然、下道である。
ここが元旅館であった建物。
ひとつひとつの造作がしっかりとしていて、なかなか味わい深い建物である。
ここで銭湯企画のケロリン登場！！
彼も鈴鹿から駆けつけてくれたのだ。
1階奥のトイレ。
それが大工のＴ橋さんから勧められたものであった。
まだ取り付けてまもないこと、そしてあまり使用されていないことがポイントであった。
さっそく取り外しにかかる。
ワタクシは便器すら持ち上げられない状態なので、前田さんが（笑）。
「なんでこんなことになるかな〜、こんな話聞いてないよ〜」
前田さんはブツブツ文句を言いながらもトイレに横になり、便器を取り外していく。
実は、きょうは秘密基地工事の資材の買い出しをする日であったのだ。
ワタクシがとても荷物を運べる状態ではないので、ヘルプをお願いしたのである。
が、前日になって、大工のＴ橋さんからトイレ発見の連絡が入り、急きょ予定変更。
「買い出しのまえにちょっと立ち寄るところがあるから」と、50キロ先の四日市へと向かったのである（笑）。
銭湯企画リーダーのケロリンは風呂に入る（笑）。
風呂場についていた手すりを外している。
これもサルシカのトイレにつけようと大工のＴ橋さんがいう。
彼は心優しき男なのだ。
便器。
手すり。
鏡。
トイレのドア（になりそうなもの）。
2時間近くかかって以上のものをいただいた。
関係者のみなさん、ありがとうございます。
途中、覗きにきてくれた寿実ちゃんもありがとね。
四日市→鈴鹿→津・・・。
ふたたび下道（国道23号）を走って津へ戻る。
途中、鈴鹿でお昼ごはん。
鈴鹿在住のケロリンが選んだお店は、めんくいくん。
妻Ｍ子も推奨するうどんのお店だ。
ワタクシが食べたのは、鶏南蛮うどん。
出汁がうまかった。
が、こちらのデフォはカレーうどんらしい。
うーむ。
そしてそのまま津市久居インターそばのホームセンター「バロー」へ。
ようやく本来の目的である資材の買い出し。
大工のＴ橋さんがつくってくれたメモを店員さんに渡すと、すべて用意してくれる。
しかも量が多いのでお店のトラックに積んでくれるという。
どんどんトラックに荷物が積まれる。
リフトで運ばれてくる。
あまりの量の多さに前田さんもケロリンもワタクシもビビる。
そしてお会計をしてもっとビビる。
7万5千円！！！！
まあこれでトイレやキッチンができると思えば安いが、ホームセンターで買う金額じゃない（笑）。
お金が足りてよかった・・・！！！
そして！
午後３時。
買ってきた資材、そしてもらってきたトイレなどが秘密基地へ。
毎度のごとく、すごい量になってきた。
4月12日の土曜日。
トイレの事前工事が行われた。
4月19日、20日の土日が本ちゃんの工事。
なんとかトイレだけでも完成させたいと思っている。
みなさんのご協力をお待ちしております！！！！
