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【リサイクル】タイガー魔法瓶、プラスチックごみ削減に取り組む岡山県岡山市と「環境分野に係る連携協定」を締結。「マイボトルの利用促進及び再資源化」を開始


タイガー魔法瓶(株)が、2023年6月1日に岡山県岡山市と「環境分野に係る連携協定」を締結しました。
 
 
今、全メーカーは「循環型モノづくり」をしています。タイガー魔法瓶(以下 タイガー)例外ではありません。持続可能な社会の実現のために、ステンレス製ボトルのメーカーとして「循環型モノづくり」が責務と考え、タイガー製品のみならず、広く使用済みステンレス製ボトルの受け入れ、再資源化の取り組みを行っています。

この度、脱炭素社会を目指して「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明し、プラスチックごみの削減に取り組んでいる岡山県岡山市と「環境分野に係る連携協定」を締結し、マイボトルの普及と使用済みステンレス製ボトルの回収を通して、市民の行動変容につながる取り組みを共に推進するそうです。

リサイクルボックス


タイガーと自治体との協定締結は、京都府亀岡市、大阪府門真市、東京都小金井市に続き、4件目の事例となります。

 
◾️使用済みステンレス製ボトル(ステンレス材、および樹脂部材)の再資源化モデルについて
家庭で不要になったステンレス製ボトルを地域の学校・公民館等にて回収し、リサイクル専門業者へ集約。集まったリサイクル原料から再生ステンレス材および再生樹脂製品を生産します。再生ステンレス材は新たな製品へと生まれ変わり再びお客様の元へ、再生樹脂製品は当社の各生産工場にて活用するといった再資源化モデルを構築しています。
再資源化することで、環境負荷低減と持続可能な経済成長を両立させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指しますそうです。

※回収のご注意:
プラスチックやアルミのボトル、ステンレス製ボトル付属のポーチは回収できません。ふたはつけたまま、ボトルはよく洗って水気を切ってお持ちください。
※再生ステンレス材を利用した製品は、ステンレス製ボトルのみとは限りません。

 

●貢献する主なSDGs(持続可能な開発目標)


 
◾️岡山県岡山市と「環境分野に係る連携協定」を締結
岡山県岡山市とタイガー魔法瓶は、マイボトルの普及および使用済みステンレス製ボトルの回収と再資源化の取り組みを含む「環境分野に係る連携協定」を2023年6月1日に締結いたしました。

岡山市は、脱炭素社会を目指して「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明し、プラスチックごみの削減に取り組んでいます。
取り組みの一環として、給水スポットの設置を進めていますが、利用者が増加せず、マイボトルの普及を課題としていました。タイガーとの協定締結により、岡山市内に使用済みステンレス製ボトル回収ボックスを設置し、回収をきっかけにマイボトルの利便性について認識を促します。

また、市内の小中学校で行っている「地球環境問題ポスターコンクール」入賞作品の記念品や、イベントの啓発グッズとしてマイボトルを活用することにより、マイボトルの利用を促進します。

 
協定概要は以下の通りです。
■締結日 2023年6月1日(木)
■岡山市との取り組み内容
〇マイボトルの利用環境の整備促進
〇廃棄物の発生抑制に向けた意識啓発
〇ステンレス製ボトルの再資源化
〇その他、本協定の目的を達成するために必要な事項

 
 
■参考情報 ●タイガー魔法瓶が2030年までに達成を目指す目標
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/sdgs/
ステンレス製ボトルのサーキュラーエコノミー(循環型経済)のアクションにおいて、2030年までに使用済みステンレス製ボトルの回収率10%(※1)、リサイクル樹脂を使用したステンレス製ボトルの割合50%(※2)、パートナー100社(企業・自治体・団体含む)との協業を目標に設定しています。
※1 タイガーが日本国内で年間販売するステンレス製ボトルの10%相当
※2 タイガーが日本国内で出荷するステンレス製ボトルにおいて

 
●タイガー真空断熱ボトル(ステンレス製ボトル)の4つの約束
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/about-us/sustainability/
1. NO・紛争鉱物
紛争の資金源になっている鉱物資源を使いません。
人の苦しみで作られた原材料は、どんなに安価であったとしても使用しません。
「持続可能型社会の推進には、人権配慮があってこそ」と私たちは考えます。
※紛争鉱物:コンゴ民主共和国及び周辺9ヶ国で採掘されるスズ、タンタル、タングステン、金の4つの鉱物資源

2. NO・フッ素コート
数千種類ある有機フッ素化合物の中には、以前は使用を認められていながら、今は国際条約で使用が禁止されているものがあります。
環境・健康の両面への影響を考え、私たちは、フッ素コートを全真空断熱ボトルに使わず、高度な研磨技術で同等の防染性能を実現しています。

 
3. NO・丸投げ生産
お客様の健康を守り品質を担保するため、コストをいとわず、私たちは、年間約800万本のボトルを3つの自社工場※で生産しています。
生産・品質管理等、タイガー独自の厳しい基準に則り、社員が厳格に管理をしています。
※タイガー魔法瓶の生産拠点として、日本・中国・ベトナムにそれぞれ自社工場を保有しています。(生産本数は2018年度実績)

4. NO・プラスチックごみ
プラスチックからの脱却が世界的な潮流になっている中、世界で年間約5800億本※消費されるペットボトルは、最も身近なプラスチック製品です。私たちはマイボトルの普及を通じて、プラスチックごみ削減に寄与します。
※2021年時点(自社調べ)

 
 
タイガー魔法瓶は、2023年創立100周年。
そして、次の100年へ。
https://youtu.be/ojs_gKjj118
 
 


 

 
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2023年6月6日

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