アトピーの対処方法~濡らさない、こすらない、叩かない~

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

アトピーの対処方法

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アトピーに対しては、こすらず濡らさず抑えず冷やさず叩かないということを守っておこう

・こすってはいけない
アトピーになってしまった場合は皮膚がとてもデリケートになり、普通の人より皮膚がとても弱くなります。アトピーになってしまうと大体の人は膝内や肘裏にアトピーの症状が出てきます。なぜかというと、そういう部分の皮膚は体の構造上、擦れやすい作りをしているからです。

アトピーの人は皮膚がデリケートなので、普通の人にとっては何気ない動作でも、異常に刺激を与えてしまって皮膚のバリアが破壊されていきます。同じような理由で服を着ていると、動くたびに擦れるような肩周辺もひどくなりやすいです。

それだけではなくて、汗が出てきてしまうと、その部分から悪化してしまう例が多いです。このようにアトピーの人は日常的な動作であっても悪化してしまうので、それをさらに悪くするような自分でこするという行為は絶対に止めるべきです。

・濡らしてはいけない
長時間お風呂やプールに入っていたときは、手足がふやけたように感じる時があると思いますが、実はそのような行為はとても皮膚に悪いことなのです。なぜなら、あのようにふやけてしまうのは、体の保湿成分が外へ逃げ出してしまったからシワシワになってしまうのです。

なので、最初から保湿成分が少ないアトピーの人がそのようなことをすると激しいかゆみを伴って、アトピーがさらに悪化してしまいます。しかしながら、お風呂に入ることは毎日の生活を送る上で必要なことなので、なるべく長風呂せずに早めに上がるようにしましょう。何回も手洗いすることもアトピーを悪化させてしまう原因なので、頻繁に手洗いすることも控えましょう。

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・抑えてはいけない
触ってはいけないと言った方がいいかもしれません。アトピーの人はかゆみのせいで日常的に体をかいてしまいがちです。そういう行為が日常的になってしまってかくことが癖になっていきます。そういう場合は手にばい菌が付いている場合でも、ついついかいてしまうということになります。ばい菌がついているので、当然触った所はさらに悪化していきますので、最初から触らないことが1番です。

・冷やしてはいけない
かゆみがなくなるので、冷やすことは良いことだと思っている人がいるかもしれませんが、冷やすのをやめると再びかゆみは戻ってきます。
しかも冷やす前よりも強くかゆみを感じてしまうのです。結局、少しの間かゆみを感じなくなりますが、その後、猛烈なかゆみに襲われてしまうのであまり効果があるとは言えません。

・叩いてはいけない
かゆいからとがむしゃらに叩いてしまっては、逆にたたいたところが悪くなってしまいます。特に顔面を叩いてしまうと眼球へのダメージは深刻になってしまいます。叩くという行為はその振動によって皮膚の広範囲にダメージを与えてしまいます。かくよりも叩いた方が見た目がいいのでついやってしまいがちになりますが、断然叩く方がアトピーを悪化させるのでやめておきましょう。
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