点数…47
スペインのメタルバンド、エターナル・ナイトのアルバムです。
おそらく1stで、次作以降が出ていないようですがよくわかりません。
このアルバムが話題になるのは、だいたい次の2つの項目においてです。
・Blind Guardianのような声のボーカルであること
・TENの「Spellbound」と同じジャケ絵であること
テン「スペルバウンド」
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前者の方はハンズィ・キアシュに似ている声のボーカルは何人かいるので特に珍しいわけではありませんが、後者はちょっと珍しい事例ですね。
ジャケ絵はメタル界隈でおなじみのルイス・ロヨが手がけたものです。
今作のリリースが1998年でTEN「Spellbound」のリリースは1999年。
Eternal Nightの方が早かったことになるのでしょうか。
まあそれはともかくアルバムの内容です。
ちょっと元気のないBlind Guardianですね。
本家ほどクワイアがあるわけでもありませんが、至る所でコーラスを被せて頑張っています。
掛け合いのようなサビになっている所がしばしばあり、これはなかなか面白い試みですね。
ボーカルは素でこの歌い方なのか、それとも似せようとしているのかわかりませんが、あまりうまくありません。
ちょっと嫌々歌ってるんじゃないかと思うことすらあります。
一作で消えてしまったバンドですが、もし続けていたらどうなったでしょうか。
おそらくそのままBlind Guardianのコピー路線に行ったのではないでしょうか。予定調和的ですが他に思いつきません。
好きな曲は、
特になし。