台風2号の置き土産、漂着魚その1 【生物学】
Posted 5月 29, 2011
on:台風2号が沖縄を直撃したせいで、昨日はひどい暴風雨でした。あちこち停電してるし、大学構内の木もバキバキ折れて、プチカタストロフ状態。
しかしまあ、物を壊しただけではなく、面白い置き土産も残してくれたみたい。となりの研究室の学生さんが、台風で浜に漂着した魚類を収集してきました。実物を見たことなかったサンゴ礁の魚類がごろごろ。
せっかくの機会なんで、ホルマリン固定して標本にする前に写真を撮らせてもらいました。
漂着した時点で、傷んでたので腐敗を防ぐため氷水へ入れてます。
パッと見ても色とりどりの模様がみえますね。
いきなりの大物、約20cmくらいのハナミノカサゴ。近縁種のミノカサゴとの見分け方は、尾鰭に黒い斑点模様があるかないかとのこと。
テンジクダイの仲間なのは間違いないけど、種同定の仕方が・・・どこを見れば良いのか、よくわからん。魚類検索図鑑を引いてみないと、判定できそうにないのでとりあえず今回は同定まではパス。
白黒のツートンカラーの模様から判断して、キンチャクダイの仲間のチリメンヤッコ。体高のある黄色い魚って、THE 熱帯魚って雰囲気ですよね。
画像がピンぼけになってしまってるのだけど、これはたぶんニシキヤッコの幼魚じゃないかと思う。
水玉模様が可愛らしいハタ科の幼魚。
白の水玉模様と黄色い胸鰭からナミハタだと思う。
これで半分くらい。続きはまた明日にでも・・・
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