さて、アメリカで大ヒットのジャッキー版『ベスト・キッド』公開を8月14日に控え、
期待度がぐんぐん上昇中の今日この頃ですが、今回は『ベスト・キッド』ではなく、
ジャッキー版『カンフー・キッド』について。
この作品、2009年に製作・公開されたジャッキー出演の日本未公開作品なんですが、
原題が『尋找成龍』、英題『Looking for Jackie』。
途中、『ジャッキー・チェンを探して』というような邦題(仮題)で呼ばれていた作品で、
一応ジャッキーは特別出演という形で主演ではありません。
非主演作とは言え、ファンにとっては題名にジャッキーが入っている作品を心待ちにしていたのです。
あらすじは、
北京生まれの16歳の少年チャン・イーシャンは、幼い頃に両親とともに移り住んだインドネシアで暮らしている。
彼はジャッキー・チェンの大ファンで、カンフーをこよなく愛し、武術学校へと進学する。
しかし、外国育ちで中国語が下手なため、いつもクラスメートにからかわれていた。
ある日、イーシャンの中国語を何とかしようと、祖母は彼を生まれ故郷の北京の実家に送り出す。
意気揚々と旅立つイーシャン。
彼はひそかに、北京で憧れのジャッキーに弟子入りしてカンフーの達人となり、同級生たちを見返してやろうと決心していたのだ。
果たしてその計画は成功するのか
という感じ。
最近のジャッキー映画は、ハリウッド以外は香港ではなく中国映画というのが主流になりつつありますが、これは子供向けの中国映画とのこと。
製作費は日本円で約4,100万円と低予算にもかかわらず、中国では公開1週間で約1億1000万円を稼ぎ出し大ヒット。
ゲスト出演陣も豪華で元華、元秋など100名近いスターが出演しているのだとか。
しかし、いつまでたっても日本公開されず、半ば諦めかけていた時、偶然アマゾンで謎のDVDを発見!
その名も、『カンフー・キッド』。(笑)
そりゃ『ベスト・キッド』の間違いでしょーにと一瞬思ったものの、
8月14日公開の映画が8月26日にDVDが発売される訳がないと内容を良く見ると、『尋找成龍』。
そして、あらためてそのネーミングとジャケット画像にあぜん・・・
いや~あっぱれ松竹さん。ご存知の方も多いと思いますが、まずは『ベスト・キッド』と『カンフー・キッド』を並べてどうぞ。
お見事!!
ジャッキーブーム全盛期に『ジャッキー主演』、『拳シリーズ最新作』と幾度となくタイトルやキャッチフレーズで苦い思いをした私たちには当然通用するはずもないが、特別ファンではない人にとっては、この上ない紛らわしさ。
本家『ベスト・キッド』の方は、春ごろには原題をリメイク元の『karate kid』から『kungfu kid』に変更したと報じられていたが、結局、元の原題で公開。
どうして元の原題に戻したのかは不明だが、あえてヒットしたリメイク元のタイトルをそのまま変えずに公開したことが大ヒットに一役買ったとも言われている。
一方、『カンフーキッド』の方はというと、こちらも同名の邦題作品が1985年に存在。(こちらも数多くの続編が作られている)
と、なにやらゴチャゴチャしている。今に邦題で『カラテ・キッド』なる作品もリリースされるに違いない。
ご覧のように完全にジャケットも狙っているが、ギャグなら良し。
しかし、よくC級洋画にヒット中の映画のタイトルと一瞬見間違うようなタイトルとジャケットを作成する一連の商法の気がしてならない。
そんなのと同類にされ、特別怒りは湧かないが速効でアマゾンの予約をした管理人は一抹の不安を覚えます。
予告編見る限りやっぱり面白そうなんだけどな~。主題歌の「シーフー!」が耳から離れない。あ~劇場で観たかった。
まぁどんなタイトルであれ、前評判であれ、ジャッキーが出てるんだったら買うんだけどね。
劇場ではないとはいえDVDを発売(しかも石丸さん吹替え収録)してくれた松竹さんに感謝しつつも、本当に『ベスト・キッド』と間違えて購入する人が一人もいないことを願うばかりです。
居ないか・・・
再生時間 2:06
再生時間 5:12
再生時間 3:57
宜しくお願いします(^^)
購入しなかったけど・・・・・間違えてレンタルしちゃった。。。
ジャッキーチェンちょっとしか出てなかった。。。。。
でも、やっぱりジャッキーが好きです♪