5月27日・28日の二日間、お施主様のご厚意で、南さつま市加世田益山地区の住宅完成見学会を開催いたしました。
最近は中々来場者もいらっしゃらないのですが、今回は1組帰っては1組来るという、良い流れで来場者にゆっくり見学していただきました。
最低1時間、長い人で2時間ほどこの家の雰囲気を堪能してくださりました。
「外は暑いけど中はとても風通しが良くて、とても快適です。」皆が口を揃えて言っていただけたので、「夏暑くなくて、冬暖かい、快適な住まい」という弊社のコンセプトを理解していただけたのではないかと思っております。
ご見学して下さった皆様、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
介護保険制度
実際に介護が必要になってからのリフォームの話です。2000年4月からはじまった介護保険制度では、住宅のバリアフリー化を推進するために、住宅改修費が20万円を限度に支給されるようになりました。
※適用されるリフォームは以下の6項目
手すりの取り付け(トイレ・浴室・廊下・玄関など)
床段差の解消(トイレ・浴室・寝室・廊下・玄関など)
すべり防止や移動を円滑にするための床材の取り替え
ドアを引き戸などにする
洋式トイレにする
以上の工事を行うために、必要とされるその他の工事。メーカーによって介護保険の適用商品などもあるので、リフォーム前にきちんと確認しておくことが大切ですよ。介護保険からサービスを受けるためには、介護認定が必要になります。
介護認定を受けるためには、介護を受ける本人か、家族が各自治体の介護保険課に申請し、何段階かの審査ののち介護認定が出されます。介護をするにあたって、最も改修が必要となるのは、トイレや浴室など水回りです。手すりの設置はもちろん、間口を広くする、段差を無くすなどが中心です。
手すりなんですが、ただあれば良いっていうわけじゃないという事。看護師の方や介護士の方に聞くと、体の不自由な部分によって、必要な手すりの場所が微妙に違うとか。私の家は一応バリアフリー設計で、浴室やトイレに手すりが付いているのですが、浴室の手すりはほとんど役に立たなかったのです。
それから最近は大型の店舗や施設では必ずある、身障者用のトイレ。間口は広く段差もなく手すりも設置されています。しかし、手を洗ったあと乾かそうと温風乾燥機を探すと…離れた場所に!
これでは手が濡れたまま車いすを動かしたり、松葉づえを持ったりしなくてはいけません。健康ならたった2歩程度ですが、身体が不自由な時は2歩でも大変なんです。
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