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「お札と切手の博物館」のご紹介

3月も半ばが過ぎ、もうすぐ春、桜が咲く季節になりますね (^o^)

こんにちは、製版課の堅持です

 

今回は、都内のの名所である、飛鳥山公園で有名な王子駅から徒歩3分のところにある

お札と切手の博物館」のご紹介です

 

 

 

 

ここは、国立印刷局の王子工場に隣接した国立印刷局博物館になります

 

館内には、紙幣の偽造防止技術の進化歴史や、世界中の紙幣の偽造技術の紹介や切手の展示があります

 

体験コーナーでは、自分の紙幣を使って、偽造防止技術を確認できるコーナーもあります

 

いままで知らなっかたマイクロ文字の新発見もあり、大人でもいい勉強になります (^_^)

 

 

 

紙幣の拡大映像で偽造防止技術の確認(網点ではなく、細かい線で調子を再現しているのがわかります)

 

私たちの扱うカラー印刷はCMYKの4色印刷で表現されていますが、
現在発行されているお札には、20色以上の色が使われていて
特殊な顔料やワニスを使ったオリジナルの色で印刷され
偽造ができない仕掛けで作られています

 

印刷機は特殊な構造を持つ、紙幣専用機で、
地紋部分をオフセット(平版印刷)、
原画部分を人の手で彫られた版から作られた凹版印刷で
両面を1パスで印刷しているそうです

 

館内には、印刷機の模型の展示がありました

 

ちなみに印刷機は、弊社でも使用している小森コーポレーション製だそうです

 

・一万円札:表14色+裏7色
・五千円札:表14色+裏7色
・千円札 :表13色+裏7色
・二千円札:表15色+裏7色 が使われているそうです。

 

とても手間がかかりそう〜 凄いですね!

 

 

紙幣専用印刷機の模型全体

紙幣専用印刷機の模型拡大

 

日本の紙幣印刷の、技術は世界的にも高く評価されていて、
ホログラムや赤外線や磁気に反応するインクや透かし加工技術等、
諸外国にも紙幣印刷システムとして輸出されているそうです

 

素晴らしいことですね!

 

私たちの身近にある最高の付加価値を持った紙幣の印刷方法や技術を知ることは、

同じ印刷業界で働くものとしてたいへんためになるとことだと思います

 

みなさんも、お近くにおいでの際には、是非お立ち寄りになることをお薦めいたします

 

HP link

お札と切手の博物館

 

また、この近くの西ヶ原には、紙幣の印刷を行っている国立印刷局東京工場あり、
平日の火曜日、木曜日の事前予約制になってしまいますが
見学することができるので合わせて訪れてみるのもいかがでしょうか?

 

HP link

国立印刷局東京工場見学

 

日本最高の印刷技術にふれられますよ!

 

 

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