12月に、レジスポセンター・クラブ合同で所内研修を行いました。
先日、沖縄県総合福祉センターで行われた「沖縄県障害者虐待防止・権利擁護研修」に参加してきたあーやーが今回は講師となって、レジスポ常勤・パートスタッフ向けに話をしてくれました。
まずは障害者虐待防止法の概要や、虐待の早期発見と通報義務について、過去の事例も交えながら説明がありました。
特に印象的だったのは、「絶対に虐待はない!」と思っていると逆に、「虐待が起きたら大変」「起きるはずがない」と、虐待があっても否定する心理が生まれやすいとのこと。
「いつ虐待の芽が生まれるかわからない」と思っている方が、謙虚さや風通しの良い職場を生み、虐待を生まない場づくりができるとのことでした。
今回特にキーワードとして挙がったのは「身体拘束」について。
必要のない身体拘束は虐待。では、必要って何?他の人を殴ったり噛みついたりする人を抑えるのは?自傷行為の激しい人を止めるのは?落ち着かない人を施錠した部屋に入れるのは?
常に、本人のニーズ実現に向けた支援が絶対であり、それ以外はこちら側の都合でしかない。他にできることがあるのでは?と考えることが必要だと考えさせられました。
今回研修で学んだことを日常にも活かしていきたいと思います。今後もよろしくお願いします!