規制空売りの教科書(補足)

 

前回記事『規制空売りの教科書』についての補足です。

記事を読み直してみると、「紹介文」のわりにあまり内容を説明していないことに気づきました。

たしかに無料なので実際に読めば分かることではありますが、どの部分がオススメなのかがハッキリしていないし、注意事項に関しても曖昧というか抽象的な表現で分かりにくいと自分でも思いました。^^;

というわけで、改めて説明したいと思います。

 

目次

  1. 売買ルールの盲点を見抜き市場から利益をもぎ取る
  2. 急落する銘柄を事前に予測する先見性
  3. プロが知っているのに言わない株式市場の盲点とは?
  4. 増担保規制銘柄にお宝があった
  5. 空売り禁止規制中でも空売りできる秘密
  6. 空売りの王様
  7. 手数料に注意
  8. 最大5日間空売りできるお宝銘柄
  9. 急落相場の真相は強制決済
10. 空売り投資のほうが圧倒的に儲かるワケ
11. 増担保規制の仕組み
12. 増担保規制はどうやって見つけるの?
13. 最高値で空売りをかける可能性大
14. 損益分岐点の計算方法
15. HYPER料が高い株を空売りする時の注意
16. ギャップダウンの法則
17. ここがキケン!ギャップダウンの法則
18. 増担保規制銘柄を空売りするまでの手順
19. 増担保規制後の見極め方
20. 増担保規制銘柄を空売りするまでの手順
21. お知らせ

 

オススメのポイント!

増担保規制の予測を利用した投資法の全体像が分かる!

ましたんワールドで賢者が提供している統計データはそれ自体1つのパーツでしかなく、他のパーツと組み合わせることによって実際の投資(投機)に進むことができます。

WEBサイトの特徴でもあり限界でもあるのが、そのページに書かれてない新たな知りたいことが出てくる度に、他のページに飛んで見に行かなくてはいけないことです。

リンクアドレスを探してクリックすること自体面倒である上に、その知りたいことがどこにあるか分からないとその場所をまず探さなくてはいけないという余分な手間も掛かってしまいます。

そういう意味で、本(レポート)という形態は知りたいことが1つにまとまっているので便利です。管理人もそうですが、紙媒体の方がもっと使いやすいという人もいます。

 

具体的なやり方が分かる!

HYPER空売りなど一般信用取引で空売りができるSBI証券や松井証券などの証券会社や、諸費用(金利、手数料、HYPER料)の計算方法など、実践するにあたって必要な知識や忘れがちなことについても説明されています。

☆新興市場銘柄でも信用売りできる『HYPER空売り』、立会時間外でも取引できる『PTS取引』のSBI証券は利用価値の高い口座です。
 
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注意事項

①本書とましたんワールドとは一切関係がありません。

本書はましたんワールドを作るキッカケとなったアイデアですが、管理人はましたんワールドを作るにあたって本書(ならびにその前段の情報商材)を読んだことはなく、当然ながらそこに書かれてある内容も知りませんでした。

分かっていたのは増担保規制を利用することと、事前に予測することの大枠だけ。一応大まかなトレードルールも伝えられていましたが(購入前の勧誘レポートで)、それをそのままの形で採用するに至らなかったことは管理人のブログにも記しています。

ましたんワールドに書かれている(今後書いていく)内容はすべて管理人が独自に収集したデータであり、そのデータを根拠として組み上げた1つの考え方です。もちろん本書はその考えの元になっているので、結果として「同じような」結論に至っていますが、決して「同じ」ものではありません

増担保規制の予測と規制後の値動きはましたんワールドの一部であり全体ではありません。既にそれ以外のデータも公表していますが、今後さらに拡充して、増担保規制を包括的に理解する予定となっています。

「それまでに閉鎖にならなければ」の話ですが。(笑)

 

②一部誤植と思われる箇所が見受けられます。

誤植や文章のおかしな箇所がチラホラありますが、大勢に影響はありません。ですが、1つだけ「これは」というのがあります。規制の流れをよく理解していないと誤解するおそれがあるので指摘しておきます。

54ページの一番下「1,増担保規制初日にストップ高をつける」とありますが「前日」の間違いです。よく読めば「ミスだな」と気づくのですが、字面だけ追っていると勘違いしやすい箇所です。

ちなみにこの部分は『増担保規制実施日前日の値動き 2016/01~2016/12』で長老が「これだけは絶対に気をつけるべき特異ケース!」として指摘したものと一緒です。長老は具体的なデータの説明をチョビっとしているので参考になると思います。

 

③長老が何度か言ってますが、本書に書かれている内容も、あくまでシステムの一部「機能する概念」です。

本書の内容も、ましたんワールドのデータと同じでシステムの「一部」にしか過ぎません。相場で生き残るシステムとして完成させるには、エントリーやエグジット、ポジションサイジングなど「もっと」重要なことがあります。

ちなみにエグジットの一つの考え方として『機能するライン』が使えますね!

 「機能する概念」等の詳細は『魔術師たちの心理学』で説明されています。管理人ブログでは「R倍数」と「期待値(頻度)」しか取り上げていないので、いずれ紹介するつもりです。本当は第1弾のはずだったんですが・・・。(笑)

 

④投資・投機はいついかなる時も自己責任です。特に投機は反対側に相手がいることを忘れないでください。

この投資法は純粋な「投機」になります。企業価値への投資ではなく、タイミングへの投機の場合、その舞台となるのはゼロサムゲーム(手数料があるので正確にはマイナスサムゲーム)です。

あなたの「利益」は誰かの「損失」であり、あなたの「損失」が誰かの「飯の種」になります。いつでも、どこでも、誰にでも「確実に」「永遠に」儲かる場所は存在しません。

 

⑤「◯◯万円」が「0円」になることの意味を考えるといろいろなものが見えてきます。

優位性はいつも同じ形で存在するのでなく常に変化しています。いや変化を強いられています。時には消滅してしまうこともあります。裁定取引の本質を考えると分かりやすいと思います。

情報の値段が下がるということは、それだけ情報の価値が減損していることを意味しています。

 

最後に

ましたんワールドのデータが重要!

最初の記事にも書いたように、ホントに手前味噌ではありますが、本書を理解するにはましたんワールドのデータが欠かせません!

というよりも、データの裏付け無しにこの投資法を実践できますか?

『増担保規制実施日前日の値動き 2016/01~2016/12』は、まさにこの投資法が優位性を持って「いた」ことを示す根拠となっています。

そしてそれ以降の『増担保規制実施日前日の値動き』シリーズは、今後も有効であるかどうかを最新データで検証しています。

「16. ギャップダウンの法則」は『増担保規制実施件数と実施日当日寄付きの値位置』シリーズですね。これも最新のデータで検証ができます。

 

否定的な見解が多いようだが・・・

この紹介記事の中盤以降、本書の揚げ足を取ってましたんワールドの自画自賛をしているかのように感じるかもしれませんがそうではありません。(笑)

投資でも投機でも結果(=利益)を出さなくては意味がありません。

目的が他にあるのなら別ですが。このことについてはいずれ言及するつもり。

誤植があろうがデータが無かろうが、それで儲かるのなら何の問題もありません。管理人は公平性を保つために指摘しているだけです。まあ半分は性分でもありますが。(笑)

本の形態にまとめること、株の初心者でも分かりやすく作ってある体裁、一般受けしそうなプロモーション等、管理人にはできないこと、見習うべき点がいっぱいあります。

それより何より大事なことは利益を上げることです。

本書と前段の情報商材の販促で明らかにされてきた一連のやり取りの中で、神崎さんや著者がこの投資法で大きな利益を上げてきたことは間違いないと思っています。

そして管理人がその足元にも及ばないということは残念ながら当の本人が一番自覚しています。及ばないながらもそこそこの利益には与っているというのが現状です。

そもそも儲からないアイデアだったらさすがに恥ずかしくてこんなサイト作ってません。(笑)

ただ難しいのは、皆が同じようにやれて同じように儲かるわけではないという相場の現実の一面です。

 

無料で手に入るということは価値が無いのか?

そんなことはありません。無料で配布されている情報で価値があるものはいくらでもあります。逆に高い値段がついているものがすべての人にとって価値があるのかというとそうでもありません。結局は情報の「受け手」しだいです。

その情報を元にどのような行動を起こすのか。その行動の内容によって結果(=価値)が変わってきます。

また情報を活かすスピードも大切です。時間が経つにつれ基本的には鮮度(=優位性)が落ちていくので、情報を手にするのが早ければ早いほど、取得できる果実も大きくなる確率が高まります。

相場関係の情報はゼロサムゲームの場合、その時にしか通用しない情報も多々あるので、形式的な字面を追うのではなく本質を捉えた「考え方」を参考にしましょう。

ましたんワールドを訪れる人は、何かしら増担保規制に関して知りたくてサイトを見ているのだと思います。その人たちにとって本書は有益になりこそすれ、損にはならないものだと思います。

たとえ実際にこの投資法を使わないとしても、「そういう傾向がある」「そういう視点で相場に参加している人間がいる」ことを知っているだけでも、今よりも相場の理解に役立つはずです。

 

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