2か月ほど前、女子レスリング・吉田が世界大会15連覇を達成した。
女性は運動には不向きな体の構造をしている。
最大の理由は、子を産むため。
脂肪がつきやすく、筋肉がつきにくく、骨盤が大きい。
生理現象があり、体調に波がある。
しかし
吉田のバネ、パワーという身体能力は女性としては奇跡といえるものだ。
男性でも吉田ほどのバネをもっている人は日本人では少なく優秀な身体能力だ。
他のスポーツをやっても一流になっただろう。
これは日本ソフトボールのエース・上野にも言えることだ。
同じ体重で戦えば、世界広しといえど吉田の相手がいないということがそれを証明している。
このDNAは継がなければいけない。
この能力が日本人に広がれば将来、世界に対抗出来うる。
それはなにもスポーツという分野に限らない。
これに日本人の器用さ、真面目さが加わる。
日本がアメリカの属国であることは、第一の理由は体格、運動能力に劣ることにちがいない。
肉体で劣らなければ他の分野でも凌駕できる。
室伏の身体能力も貴重この上ない。
日本を民族として意識したとき、この能力を大事にすることだ。