名球会は、昭和名球会として創設された。
それは、昭和生まれの球界名選手で構成されるという意味だ。
日本にプロ野球が誕生したのが昭和11年だそうだから、当然、その頃は昭和生まれの人はいない。
先日、亡くなった関根は大正天皇崩御の日に生まれたそうだ。
だから、大正生まれの最後のプロ野球選手と言っていいのだろう。
昭和の選手が台頭するのは、戦後ということになろう。
初の2000本安打を達成した川上は大正生まれなので名球会の人間ではない。
そもそも発起人の金田が先輩が入ると面倒くさい、あるいは先輩が主導権を握るのがいや、として、
昭和生まれ限定にしたとされる説がある。
だから、川上を入れないためともされている。
入会条件は最近の野球戦略の変貌とともに、条件が変わってきた。
200勝と2000安打以外にも、セーブ数が加わり、上原の100勝、100ホールド、100セーブ
に合わせた条件も検討されている。
近い将来、昭和名球会では入会資格が全くなくなるようになる。
この部分は既に、昭和生まれ以降ならOKということになっているが、平成生まれの会員はまだ誕生していない。
最年少が内川で昭和57年生まれだ。
2000本安打を間近に控えた坂本はギリギリ昭和生まれだ。田中も。
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