先週、3度、1塁手が牽制に備えるか前について記した。
2019-5-2 1塁手はなぜ牽制に備えて、ベースに着くのか
2019-5-3 1塁手はなぜ牽制に備えて、ベースに着くのかⅡ
3つ目の理由が、ピッチャーから1塁ランナーは、見にくいということにある。
右ピッチャーの場合、1塁ランナーは背中に背負うことになるので、動きが見にくい。
だから、ファーストが1塁ベースについて引きつける。
左ピッチャーの場合は、1塁ランナーを正面に見ることになり、見やすいので
ファーストは1塁ベースにくっつかなくとも、リードしにくくなり、本来は離れてもよい。
ただ、牽制自体の速さは右ピッチャーの方が回転で投げられるので速いとされている。
左ピッチャーは正面に投げることになるので腕をあげ、踏み出して投げると遅くなる。
左ピッチャーでも1塁ベースにつく理由は、
やはりランナーを引きつけるということが、大きな理由であり、
また、1つ目の理由にも通ずるところで、ファーストが1塁ベースについた時、
左側がファールになるということと、けん制アウトを狙うこと、
少しでも1歩目を遅らせるということにある。
1塁手は牽制に備えてベースにつく。
では、なぜ2塁、3塁はつかないのか。
それは明日へ
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