今週はオープナーという戦略とローテーションについて記した。
2019-1-9 先発ローテーションに力があるピッチャーを置く理由
昨日、ローテーションには実力があるピッチャーを充てる理由を記し、
同様の理由でセットアッパーやクローザーも実力があるとした。
これらのポジションは、1イニングくらいならリードした試合にほとんど登板できることになる。
よく先発ピッチャーが
「このところブルペンが忙しかったので、うしろのピッチャーを休ませることができてよかったです。」
といった主旨の発言を聞くことがある。
ブルペンとは、試合中、戦況によって肩をつくる中継ぎ以降に投手陣のことを指す。
接戦で勝てる試合が毎試合にように続くとブルペンが忙しくなる。
せっかくリードした試合をモノにしなければもったいないので、ブルペンにいる
力のあるピッチャーを投入して勝ちたいという神経が働く。
しかし、たとえ1イニングの登板とは言え、毎日つづけば肩や肘を消耗してしまうし、
疲れが残れば、ベストのピッチングができなくなってくる。
そのために、先発ピッチャーが長いイニングを投げ、ブルペンを休ませることができれば
その後のシーズンの戦い方に余裕をもたらすのでそういった発言をする。
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