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高校野球 一発勝負でつきまとう不安

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先週、ピッチャーは自分の持ち球を見せたくないということがあると記した。

それはコチラ⇒2017-6-23 ピッチャーは、自分の持ち球を見せたくないということがある

相手を知らないということが、とても恐ろしいことであり、

また、相手の実力が計り知れないという不気味さがあるということだった。

 

情報不足は脅威であり、実力も十分に発揮できないということに陥る。

 

例えば、街中で喧嘩になったとき、怖いのは相手の素性を知らないことにある。

相手の素性を知っていれば、たとえボクシングチャンピオンであろうと対処の方法があるからだ。

戦いである野球も同じことが言える。

 

たとえば打者が

一番、怖いというか不安なのは相手を知らない時なのだ。

どんな球を投げるのか。コントロールは。など。

高校野球のような一発勝負ではこの不安がつきまとう。

しかし、味方の打者の打席を見たり、1度打席に立てば、その不安は大分、解消されることになり

次にはどのように攻略すべきかという思考に変わることになる。

 

そして

相手の球筋を見極められれば勝負に優位に立つ事が出来る。

 

一打席情報を得られれば、かなりの情報量となる。

一球でさえ、情報量となり、その打席の中で対応を切り替えることができるほどだ。

だから1番打者はいつもネクストの2番打者へ耳打ちし、

相手ピッチャーの球威、球質、持ち球の変化球などを伝える。

 

対して打者は隠す必要があまりない。

技術の高い打者は

その能力を発揮して相手ピッチャーを叩いた方が、相手チームにはショックを与えることが出来る。

打者も弱点をさらけ出してしまうということはあるが、

それよりその打棒の迫力やテクニック、脚の速さを印象付けた方が脅威となることが多い。

高い技術をもった打者への対策は苦心を要し、対応が難しい。

打者は実力を見せつけることは、相手にいやだと思われるケースが多い。

 

松山東 歴史的1勝導いた「データ班」 徹底分析で相手打順的中

松山東は進学校であり、勝つために情報を駆使した。

情報というものが一番勇気を与えることに気付いていたのだ。

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