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冬の高校スポーツの熱気 ホームランの打ち方 最強チームはどこだなど今週のダイジェスト

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2017.1.9東福岡 十文字 駿台学園 下北沢成徳 今日はサッカー決勝

敗れた大商学園は試合中、ずっと笑顔でプレーする。チームの方針なのだろう、だからこそ敗れても気丈に振る舞おうとする姿勢が見えた。特に、キャプテンの選手は、敗戦が決まっても手をたたき、他の選手に激を飛ばし、下を向かず、しっかり挨拶をしようと促していた。すばらしい姿勢だった。どの高校スポーツもキャプテンがチームを鼓舞し、率先しようとする姿勢を良く目にする。目標に前進してきた人間は、大きく成長し、人を引っ張る立場の人間は、広い視野を獲得することになり、考えは自分のことだけにとどまらない。勝った十文字の涙もよかった。青春を仲間とともにサッカーにかけて来て、大目標を達成した。大願成就した人間が喜びを爆発させ、感動の涙にむせぶことは、人間のあるべき姿。このために生きている。

 

 

2017.1.10良質なポップフライと悪質なホームラン

打球に角度をつけ、バックスピンが効いた打球がホームランになるわけだから。それがフライになるのは、ホームランの時より若干ボールの下をたたいてしまい、角度がつきすぎたためであり、 ポップフライになる打球より少しボールの上をたたき、バットをもぐらせ押し込みが効くといい角度で上がり、今度はホームランになる。まさに紙一重。紙よりは、もう少し幅があるかな?

 

 

2017.1.11シーズン優勝してもCSやって 本当に強いチームとは

優勝チームという言葉からしたら総合力がNO.1というイメージだ。しかし、総合力とはなんだろう。ピッチャーが勝敗の99%以上を握る野球では、ペナントレースのように100試合やる場合、WBC日本代表チームの投手陣が投げ、今シーズン最下位のオリックスや中日の野手が守り、打っても優勝できるだろう。こうなると総合力のイメージと離れる。楽天が優勝した数年前、田中が一人で24も勝ってくれた。田中のおかげで勝ったシーズンだった。田中がいなければ、楽天の優勝はなかった。

 

 

2017.1.12ワンマッチ トーナメント リーグ戦 ペナントレース どれを制せば本当に強いチーム

少し前、世間を騒がせた野球賭博とやら。賭博は胴元や誘惑者からピッチャーが狙われる。言わずもがな、試合を左右できるのはピッチャーだからだ。野手に話を持ちかけたところで、1人で勝負を左右できない。野手がわざと打たなくとも勝てるし、わざとエラーしようにも打球に関わるプレーがなければ何もできない。ピッチャーは、必ず球に触れる。投手の優劣だけで勝敗が決まる。バックが日本代表選手で固めても、投手が高校生だったらオリックスに敗ける。9対9のうち野手8人が相手野手8人より実力で勝っていても1人の投手に差がつけば、チームの優劣は逆転してしまう。

 

 

2017.1.13弱小チームの間違った鍛錬 うまくはなるけど勝てはしない Vol.25

最も差があるのは高校生の場合、体格だ。プロでも実は、技術以上に差が出るのはこの体格による。練習をすれば、たしかにうまくはなる。しかし、勝てはしない。他の強豪校はもっとする。野球に没頭する環境だから野球ばかりやっていることが善行となる。プロと同じで高校スポーツも学校が力を入れ、お金を投入することが強くする条件であり、お金をかければ、設備、指導者、良い選手、援助、相手といった環境が揃い、明けても暮れても野球だ。

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