「聞く」「聴く」「訊く」

きく、という行為においては

3つの漢字が使われますよね

 

 

 

これらは似て非なる行為と言えるでしょう

聞く=hear

聴く=listen

訊く=ask

英語で書くとこういう違いになります

 

 

 

聞くとはすなわち

耳には入っている状態

意識までは入っていない感じです

 

 

 

聴くとはすなわち

相手の様子を感じ取るような状態

奥底まで相手を知ろうとする姿勢ですね

 

 

 

そして訊くとは

主に自分の聞きたいことを

「尋ねる」という状態です

 

 

 

訊くことにより自分の抱える

問題を解決できます

これら3つは

 

 

 

どれが良くてどれが悪いということ

ではありません

大切なのは使い分けです

 

 

 

普通の暮らしをしていて全ての音に

「聴く」ことをしていたら

何もはかどりませんし

 

 

 

大切なパートナーの話をいつも

「聞いて」しまったら

そのうち関係が危うくなるでしょう

 

 

 

そしてセミナーなどに出かけるときは

「訊く」姿勢がオススメです

一所懸命に講師の話を

 

 

 

「聴く」人がいますが講師を

満足させるにはいいのですが

決して自分のためにはならず

 

 

 

ただ相手の話を鵜呑みにして

自分に適した形でノウハウなどを

取り込むことができません

 

 

 

これは勿体無い

セミナー講師の役目は受講して

くださる方々が成果を挙げることです

 

 

 

ですので「聴いて」くださるのは

嬉しいのですが心の底からは喜べません

「聴いて」ほしいのではなく

 

 

 

「訊いて」ほしいのです

ですから、多くのセミナー講師は

質問されると嬉しくなるのです

 

 

 

たとえそれが的外れな質問だったとしても

もしあなたがセミナーを参加したり

本をたくさん読んでいても

 

 

 

なかなか成果が上がらないなと

感じているようなら「訊く」姿勢に

変えていってください

 

 

 

いつまでも

「聞く」姿勢のままだと

何も変われませんよ♪