シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Lavoo Heritage Reserve / Double Dark Mint(ダークリーフの香りを楽しむ用に作られてる印象)

time 2017/02/14

Lavoo Heritage Reserve / Double Dark Mint(ダークリーフの香りを楽しむ用に作られてる印象)

香りについて

甘さ控えめでキリッとしたシャープな清涼感と、ガッシリしたダークリーフの香り。
白いボトルのシリーズから出ているDouble Dark Mintと比べると、清涼感は3/4程度でそれよりわずかに控えめ。
白いボトルの方のDouble Dark MintとDark Mintは少々の甘さがあったが、そのあたりも控えめで、代わりに少々のビターさや渋味がある。
また、中盤から甘さが目立ってきてキレが弱まることも無く、最後までキリッとした感じを保ち続ける。もっとも、このへんは好みの問題。
そのため、全体が清涼感や甘さに引っ張られ過ぎることが無く、序盤からシッカリとダークリーフの香りが感じられ、全体にずっと渋好みな仕上がり。
ちなみに、ダークリーフを使っていることによるベースの香りは、湿って半分ほど分解された落ち葉や醗酵の強い紅茶のような甘さのあるearthyな香り。
個人的にはダークリーフの香りを楽しむ用に作られたフレーバーかなという気がする。ややダークリーフ慣れした人向けな印象。
 

煙について

煙の量と質はHeritageの平均。
白いボトルのシリーズより少しウェットだが、Fumariほどモッタリはしていないので、ダークリーフの香りやビターさとの相性は良いと思った。
タバコ的な重さはHeritageの平均。白いボトルのシリーズより少し重めで、おおよそAFの1.4~1.6倍ぐらいの重さに感じる。
香りの持ちはHeritageの平均。ただ、白いボトルのDouble Dark MintやDark Mintと比べると、清涼感の持ちが少し長いのが良い。
ただ、この手の強い清涼感が特徴のフレーバーの宿命で、やはり最初の清涼感はそれなりのところでピークアウトするため、香りの変化は少なくない。
もっとも、中盤から甘さが前面に出てくる白いボトルのDouble Dark MintやDark Mintと比べれば、香りの変化の幅は小さい。
安定感は非常に良い。Kaloud Lotusを使って作るのであれば、かなりテキトーに調節していても崩れたり焦げたりしない。
香りの変化は少々あるが、フレーバーの特徴を考えると仕方ないレベル。扱いやすさは申し分ない。
 

(総評)79点

個人的には白いボトルの方のDouble Dark Mintよりも、こちらの方が好みだった。甘さが控えめでビターさがあり、全体にキリッとしていて良かった。
また、こちらの方がダークリーフによるベースの香りが強く清涼感も少し控えめであるため、フレーバーの特徴が序盤からシッカリと感じられて良かった。
フレーバー自体は清涼感のみでフルーツの香りなどが無く、個人的にはダークリーフの香りを楽しむ用に作られたフレーバーなのかな、という印象。
ただ、周囲の反応を見ていると、これやFS Castroのようにダークリーフの香りが強いフレーバーは、少し好き嫌いが分かれる傾向にあるように思う。
FS CastroのCana de Mentaほどでは無いものの、それなりに土っぽさのある力強いベースの香りや渋味があるので、AB Stoutあたりのソフトなダークリーフのフレーバーに慣れていると、ちょっとアクが強いと感じるのではないかと思う。そのため、点数は少し低めにつけた。
垢抜けた感じでソフトにダークリーフの香りを楽しみたいのであればAB StoutのStone Mint、エグくない程度にハッキリしたダークリーフの香りを楽しみたいのであれば白いボトルのDark MintやTangiersのCane Mint、ガッシリしたダークリーフの香りを楽しみたいのであればこれやFS CcastroのCana de Mentaを選ぶと良いだろう。
ここ1~2年で各社から色々とダークリーフを使ったフレーバーが出てきており、それらを色々と試してきた人向けという感じ。

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