ダライ・ラマ法王のお話

昨日は
ダライ・ラマ法王と利根川進博士、我喜屋まり子氏による
「癒しと智慧~癒しに関する古代と現代の智慧:身体と心のバランス~」シンポジウムに
いってきました。
会場には1000名ほどの人人人。
脳科学の最先端分野の研究者である利根川博士と、ダライ・ラマ法王との対話がどのようなもんいなるのか、興味がありました。
2時間という短い時間の中でパネラーも多かったので、
私が期待していた、突っ込んだ対話になりかけたところで、時間切れの印象は否めませんでしたが、
最後に利根川博士が法王さまに質問された
「瞑想」って、なんですか?
の法王さまのお答えが印象的でした。
法王さまは 「解析すること=anarize」だと。
つまり見つめて行くことだと言われたのです。
観察ということだとも受け取れると思います。
瞑想を妄想することだと勘違いしている人が時にいますが、
瞑想は技能。
解析という言葉はまさに!と思えるものでした。
お話のそこここにあるユーモアの心や、
一見、全く正反対の見解なのではないか、と思われる博士の手を握りながらお話されるさまに
深いところにある、法王さまの意図を感じたのは私だけでしょうか?
それから東大で、国際教育、保険政策を教えていらっしゃる我喜屋氏の癒しをテーマとしたお話はとても興味深く、もっと聞きたい!と思いました。
これだけ物質的には豊かになった日本の社会でなぜ、国際的に見ても自殺者が多いのか、
学生たちはなぜ、幸せについての自分なりの明確な定義をもてないでいるのか、
そう言ったテーマでもっと掘り下げたディスカッションがききたかったなあ。。。
2年ぶりにお会いすることができたダライ・ラマ法王さま、
やはり素敵でした。

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