『今日も嫌がらせ弁当』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月8日(月)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、篠原涼子、佐藤隆太、塚本連平監督が登壇した。

公開から10日目となるこの日行われた舞台挨拶に登場した篠原は、会場を見渡し「こんなに来てくださって本当に驚いています」と笑顔で挨拶。また男性客も多くいることから「男女問わずいろんな方々がいらっしゃってくださった」と嬉しそうに語った。

映画の内容にちなんで、“親がよかれと思ってやっていることは?”という質問に、小学校1年生の時に父親が髪を切ったエピソードを明かした篠原。その際に「前髪が斜めになっちゃって後ろが切りすぎてそろえようとしたらどんどん短くなっていっちゃった」と振り返り、さらに「後ろに興味がある男の子がいたのですごい恥ずかしかった」と語り、会場は笑いに包まれた。

また、“好きなおかずや嫌いなおかず”について「好きなおかずは卵焼き」という篠原。一方で嫌いなおかずについては「大好物なんですけどお弁当に入ってて悲しかったのは納豆。好きなんですけど、全部納豆だった」と思い出を語った。さらに、篠原と佐藤に“どんな役で共演したい?”という質問には、「(本作の)続きが見てみたい」という篠原。これに塚本監督は「じゃ、ぜひやりましょう」と即答し、まさかの回答に篠原からは「適当に言った?(笑)」とツッコミが入り、笑いを誘った。

続けて会場のファンから事前に集められた質問に答えるコーナーでは、“初めて作ったお弁当”を聞かれた篠原が「中学生の時に作りました。卵焼きとウインナーが入っていて、そぼろご飯を乗せて、トマトが入ってた。シンプルです」と答えた。さらに篠原があこがれの女性という観客には、ミネラルウォーターをヨガなどをしながらミネラルウォーターを一日3リットル飲んでいることを明かし、「お水を大事に心がけています」とアドバイスを送った。

最後に篠原は「今日もここに上がらせていただく前に、拍手と歓声が聞こえたときにうれしかった。みなさんに温かいまなざしで見守っていただけたと思ったら感謝の気持ちでいっぱいになりました」とメッセージを送った。

八丈島に住むシングルマザーのかおりが、高校生の娘・双葉に仕掛けたお弁当をめぐる母娘バトルの実話エッセイの映画化した本作。お弁当に込められる、母からの愛情あふれるメッセージに誰もが心打たれる感動作。八丈島に暮らす主人公のシングルマザー・持丸かおりを篠原涼子が演じ、反抗期の娘・双葉を芳根京子が演じるほか、かおりのブログ愛読者で一児のパパ・信介に佐藤隆太、双葉の姉・若葉に松井玲奈、双葉が密かに想いを寄せる同級生・達雄を佐藤寛太が務める。監督・脚本は塚本連平がつとめ、八丈島の雄大な自然の中で暮らす登場人物をユーモラスに生き生きと描く。

【写真・文/編集部】

映画『今日も嫌がらせ弁当』は全国で公開中!
監督・脚本:塚本連平
出演:篠原涼子、芳根京子、松井玲奈、佐藤寛太/佐藤隆太
配給:ショウゲート
©2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会