リリー・フランキー×清野菜名で描く型破りな究極の愛の物語『パーフェクト・レボリューション』の“クマとミツが罵り合いの大ゲンカをする”本編映像が解禁された。

泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて二人で超える。革命は起こせる―。重度の身体障害があり、車椅子生活を送りながら、障害者への誤解を解くために活動するクマと恋に落ちたピンクの髪の美少女ミツは、人格障害を抱えた風俗嬢だった―。主人公のクマをリリー・フランキー、ミツを清野菜名、そばで見守る仲間たちを小池栄子、岡山天音、余貴美子らが演じる。自身も脳性麻痺を抱えつつ障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦の実話にもとづく物語を松本准平監督が映画化。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの最強のラブストーリーがいま始まる。

今回解禁された本編映像では、クマ(リリー・フランキー)とミツ(清野菜名)が結婚と子作りについて喧嘩をするシーンから始まる。クマと結婚し子どもがほしいと言うミツに、クマが「結婚はまだしも、子どもは絶対無理」と難色を示すが、大丈夫だよと主張するミツ。言い合いはエスカレートし、「障害児だろ!障害児くらい受け入れてみろよ!!」「この人格障害!!」と罵り合ってしまう。そこに止めに入ったのが介護士の恵理(小池栄子)だったが、豹変したミツはワインの瓶を割って「世話してるからっていい気になってんなよ!自己満足野郎!若い男のエキスしゃぶって勝手に元気になりやかって!」と襲いかかってしまう―。

クマとミツが障害者であるがゆえの壁に突き当たるシビアな展開を迎え、明るく前向きなミツが、精神のバランスを崩し始める姿が生々しく描かれている。こんな状態に陥ってしまったミツとクマの関係が、この先どうなるのか?ハチャメチャだが、純粋に二人で目指してきた“完全な革命”は果たしてどのような結末を迎えるのか?清野菜名は「ミツは、障害もある関係で感情が0か100かで中間がない」と語る。極端に振れ幅のある役柄を「すごく楽しかった」と振り返る、その熱演は必見だ。そして長年にわたってクマをサポートしてきた恵理役の小池栄子、恵理の夫・悟の真に迫る演技にも注目だ。

映画『パーフェクト・レボリューション』は2017年9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開!
監督・脚本:松本准平
出演:リリー・フランキー、清野菜名、小池栄子、岡山天音、余貴美子
配給:東北新社
©2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会