2021年3月2日 〔ミャンマー〕
ミャンマーでクーデターにより全権を掌握している国軍は3月1日、勾留中のアウン・サン・スー・チー氏を社会不安をあおる情報を流布したとする2つの罪で新たに訴追した。これでスー・チー氏の訴追は計4件となった。スー・チー氏の勾留期間を長くすることがねらいと思われる。
スー・チー氏は2月1日のクーデター直後に拘束され、2月17日には勾留期間がきれる予定だったが、同日新たな罪で訴追されていた。2月16日の公判手続き開始後、ネピドーの自宅から別の場所に移送され現在の居場所は明らかになっていない。
3月1日には、首都ネピドーで既に訴追されていた輸出入法違反罪などについての公判が行われ、ツー・チー氏はビデオ通話により出廷した。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○