裁判官は『弁護人の管理が悪い』と。そうすると、依頼人である被告人に記録を渡さない弁護人も出てくるでしょうし、いったいこの国はどうなってるの?と思いましたよ/ジャーナリスト江川紹子

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“Title : 裁判官は『弁護人の管理が悪い』と。そうすると、依頼人である被告人に記録を渡さない弁護人も出てくるでしょうし、いったいこの国はどうなってるの?と思いましたよ/ジャーナリスト江川紹子
“Cats : メディア・マスコミ・ジャーナリスト関係
“Tags : 江川紹子,弁護人,証拠の目的外使用
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30年前、それを知ってびっくりしました。メモが取れないのも信じられませんでしたが、それ以上に、記録を見ることができないのは問題だと、当時から考えていました。メモをとるより、裁判所の記録の方が詳細で正確なわけですから。それが見られないのでは、公開された手続きとは言えません。公開された裁判であれば、傍聴が自由にできるだけでなく、手続きの記録が誰でも見られるのが当然です」
レペタさんが取り出した2001年11月5日付朝日新聞の記事レペタさんが取り出した2001年11月5日付朝日新聞の記事

「ところで、これを知っていますか(と、左の新聞記事のコピーを取り出す)。平成13年に大阪の裁判所で刑事裁判を受けている被告人が、自分の裁判の記録をインターネットで公開しました。僕は、この記事を見て、『素晴らしい!』と思いました。無罪を訴えている被告人が、自分の運命がかかっている裁判が公正な手続きで行われているのか、できるだけ多くの人に見てもらってコメントが欲しい、という気持ちになるのは当然でしょう。

ところが、裁判所は『記録は裁判のみに使われるべき』と行って、弁護人に管理を徹底するように、と言うんですね。この当時は、目的外使用禁止の規定がなかったので、何の問題もないのに、裁判官は『弁護人の管理が悪い』と。そうすると、依頼人である被告人に記録を渡さない弁護人も出てくるでしょうし、いったいこの国はどうなってるの?と思いましたよ」

引用:裁判の「公開」とは何か~法廷メモを解禁させたレペタさんに聞く(江川 紹子) – 個人 – Yahoo!ニュース

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FileName: 裁判官は『弁護人の管理が悪い』と。そうすると、依頼人である被告人に記録を渡さない弁護人も出てくるでしょうし、いったいこの国はどうなってるの/ジャーナリスト江川紹子.html
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SentDate: 2014-11-18 13:37:59
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