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6月4日は中区少年剣道大会、5日は愛知県少年剣道個人選手権大会で、連日での個人戦となった先週末でした。

 

まずは中区少年剣道大会からです。4年生慎之介は3.4年生の部、1年生凛之介は1.2年生の部にて出場しました。

 

4年生の門下生がずば抜けて多い我が洗心道場は、区大会レベルの3.4年生の部ともなれば、3年生も合わせてひときわその多さに驚きます。

 

瑞穂区の大会で良い形で優勝出来た慎之介は、ここでも行けるのではと思っていましたが、なかなかそうは行きませんでした。

 

一癖二癖ある慎之介は、実は真っ直ぐ素直な剣道に弱いのです。道場内でもそんな癖の少ない子には苦戦しますし、自身も苦手としています。

 

代表格なのが3年生のKちゃん。年下の女の子ともあって、出来るなら避けて通りたい相手だそうです(笑)。しかし、中区では当たっちゃいました(爆)。

 

「相メン」で1本取られて「コテ」で取り返し、延長戦に入って「相メン」で審判の旗が割れたものの、何とか勝利。さすが賢いKちゃん、慎之介の弱点が分かっています。

 

決勝で同門M君と当たり負けて準優勝でした。M君も瑞穂区の大会が悔しい負け方をしていたので、かなり気合が入っていたのではないでしょうか。M君、久々の個人戦優勝でした。

 

凛之介の中区の大会は、瑞穂区の大会に続き洗心道場VS名城館の戦いでした。初戦・準決勝と名城館さんの選手と当たり、決勝も名城館さんの選手。しかも、瑞穂区大会決勝戦の再現となりました。

 

準決勝で勢いの出るいい勝ち方をしたので、決勝戦も期待していましたが、2度目の対戦ともなるとそうは簡単には行きませんでしたね。互角の試合内容の中でしたが、最終的に決めた凛之介の「メン」には驚きました。

 

相手が「メン」を防御している中、当然真っ直ぐ打てば当たらないのですが、斜めに振り下ろし「左メン」を狙ったその感性にはビックリしました。まだまだしっかりとした打ちが出来ませんがお兄ちゃんの慎之介同様、とっさの目の付け所にはいいものがありそうです。

 

そして次の日は、ある意味本番の愛知県少年剣道個人選手権大会です。慎之介は4年生男子の部、凛之介は1.2年生男子の部で出場です。

 

強豪が勢揃いする今大会。私としては慎之介に当然優勝して欲しい気持ちはありますが、それ以上に慎之介・M君・I君の3人で揃ってベスト4が目標になっています。さらにはベスト4の残り1枠も洗心道場の選手であったなら、それが最高の結果です。

 

慎之介は厳しい対戦相手の山に入りました。初戦から昨年ベスト8の選手。勝ち進めば昨年の優勝者。その後同門M君・I君となりそうな感じ。5分5分の戦いを何度も勝ち抜かなければ優勝にたどり着かない厳しい組み合わせです。

 

昨年の優勝者との準々決勝は、何とか延長戦の末勝利。準決勝は同門M君で、またもや長い長い延長戦で、途中休憩が入るほどでしたが、結果は「引きメン」をもらい負けました。それでも3位入賞で、最低限の結果は残せました。

 

そのままM君は決勝でも同門I君との戦いを制し優勝。連日の優勝と絶好調でしたね!

 

慎之介は試合後先生からは「姿勢が悪い、それを直せ。」と、アドバイスをもらったそうです。しかも、全ての先生が口を揃えて同じことを言っていたそうです。今の慎之介はそれが全てなのでしょう。負けるとすれば、それが原因ということでしょうか。

 

そうアドバイスを頂いて、姿勢を直すため丸太乗りを始めました。背筋をピンとして、丸太の上で後ろ足に重心をかけてもフラフラしない。そんな前傾姿勢にならない綺麗な立ち姿を作りたいと思います。慎之介、頑張るぞ~!

 

さて、凛之介です。この大会は大きい大会だと凛之介も分かっています。それ故昨年末の武徳館大会と同じく、頑張るぞ~の気持ちと不安が入り混じったような感じだったようです。

 

2回戦では動きが乏しく、止まったまま「コテ」で1本取られました。取り返さなければいけない状況になり、そこからは激しく取りに行きましたが、本来の凛之介ではなかったですね。

 

大きい大会と言うことで、勝ちに行くのではなく負けない試合運びをしていたような気がします。やはり、基本1学年上の子との対戦だけに、慎重になっていたようです。

 

それでもその後は、またもや「逆ドオ」を打ったりしていて、徐々に凛之介らしさが出てきた感じです。

 

そして、今大会も勝ち進んでみれば、ここでも結局は洗心道場VS名城館でした。そう、決勝戦はまたも名城館さんでした。瑞穂区の大会の準決勝で対戦したM君です。

 

瑞穂区の大会の時、スピード感のあるいい選手だなと感じていましたが、やはりこの大会で決勝まできたのかという感じです。

 

互角の戦いながらも、時折いい「コテ」を打っていたので、どこかで1本取れるのではと思っていましたが、延長戦に入って中途半端な間合いで構えを作り直そうとした瞬間、相手の「メン」が飛んできました。すかさず凛之介も「メン」を打ちにいきましたが、明らかに相手の「メン」が先に入っていました。

 

凛之介は準優勝で終わり、とても悔しがっていました。勝ちたいの気持ちが負けていたかも知れません。

 

しかし今期の1・2年生の名城館さんはヤバイです。洗心道場1・2年生、名城館さんに負けないように頑張るぞ~!3・4年生になってきたら、団体戦でもぶつかるのだから。

 

次の個人戦は名古屋市大会。

「勝負だ、名城館。今度は負けないぞ~!」

と、凛之介が申しております(笑)。

 

「愛知洗い人」木村 照臣

 

(株)木村クリーニング

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