結婚式の司会者との打ち合わせで注意する点・伝えておきたいこと

司会者との打ち合わせは、結婚式の準備では終盤の1ヶ月前くらいです。披露宴の演出や進行がある程度固まった状態ですので、司会者と打合せは、具体的な内容になってきます。打ち合わせでの注意点、司会者に伝えるべきポイントについて、解説していきます。

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司会者との打ち合わせで最終調整をする

司会者との打ち合わせでは、「進行の確認」「新郎新婦の紹介」「スピーチ・余興をする人の紹介」といった確認をしていきます。

本番直前での打ち合わせになりますので、しっかりと披露宴をイメージして、打ち合わせに向けて準備をしていきましょう。

打ち合わせの準備

司会者との打ち合わせの前に、準備しておく内容は、式場側で段取りしてくれると思います。

まずは、二人のプロフィールを詳細に記入した「プロフィールシート」の準備ですね。

また、式場側では言われてなくても、自分たちの中で、打ち合わせまでに整理したほうがいいこともあります。それはあとで、ご紹介します。

プロフィールシートへの記入がつらい

嬉し楽しいプロフィールシートです。新郎・新婦の詳細なプロフィールを記入します。

• 生い立ち
• 趣味・特技
• 家族構成

お互いのプロフィール部分はまだいいのですが…。

• 二人の馴れ初め
• 思い出のエピソード
• プロポーズの内容
• お互いの好きなところ
• 相手の性格

といったことを書いていきます。歯が浮くような作業で、私には、なかなか大変でした…。

プロフィールシートをもとに、あらかじめ司会者が原稿案を作成します。打ち合わせの前に、確認の依頼がくるかもしれません。

打ち合わせの内容

打ち合わせ当日は、事前に手渡したプロフィールシートをもとに、司会者が作成した原稿案をつめていきます。

細かい内容の確認や、言い回し、演出に合わせて、どういう風に言うのがいいのか、といった内容を打ち合わせで確認します。

司会者の原稿について、必要があれば、いろいろ調整してきましょう。

あとは、スピーチや余興をしてもらう人の肩書きや名前の読み方の確認があります。

会社の上司にスピーチを依頼する場合は、どういう肩書きで呼べばいいかを確認しておきましょう。

ゲストに伝えたいことを整理する

打ち合わせで、特に重要なのが、原稿のなかで「どこを強調したいのか」です。

ゲストに伝えたいエピソードや内容を、司会者を通して言ってもらう、というイメージです。

ですので、ゲストに何を伝えたいかを整理しておきましょう。

司会者側からも、「ここは言っておきましょうか？」と提案してくれることもあります。

私たちの例だと・・・、

• 「プロフィールビデオは、新郎新婦が自分たちで作りました」
• 「ウェルカムボードは、新婦のお母さんの手作りです」
• 「新郎は、お父さんのこういうところを尊敬しているようです」
• 「上司と新郎・新婦との間は、こういうことがありました」

などなど。

「自分たちでわざわざ言うことではないけど、ゲストには伝えたいこと」というのがポイントです。

NGワードのチェック

逆に、「NGワード」があれば、きちんと伝えておきましょう。

たとえば、私たち夫婦で出席した結婚式では、転職した新郎と、前の会社に勤めている新婦、という組み合わせがありました。すっごく微妙ですよね！

新郎のプロフィール紹介では、現職の部分は抑え気味に伝えてました。

あと、よくあるのは「馴れ初め」ですね。ネットを通じて出会ったカップルの場合、馴れ初めをぼかして伝える、といったことです。

司会者との打ち合わせは大切

「強調したいこと」「言いたくないこと」、両面から考えておきましょう。

司会者の方が伝えるエピソードやコメントが、披露宴の進行でいいアクセントになっていきます。うまく演出していきましょう！

こんなことまで打ち合わせで話すことになるかもしれないので、司会者選びでは、フィーリング・相性が案外大切になってきます。