「Slater Designs(スレーターデザインズ)」が米国フロリダのサーフエクスポでお披露目となり、年初から話題となっているケリー・スレーター「Kelly Slater」(43歳)。

ケリー・スレーターのボードブランド「スレーターデザインズ」が3モデルをお披露目

そんなケリーに関する新たなビッグニュースが飛び込んできました。メキシコのトドス・サントスで1月17日(現地時間)に開催予定のBWT(ビッグウェイブツアー)イベント「トドス・サントス・チャレンジ(Todos Santos Challenge)」への参加を表明したのです。

今回の記事は、同イベントに関する情報と、最近のケリー・スレーターの動向についてお伝えします。


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ケリー・スレーターとBWTイベントの歴史

先日お伝えした通り、波のフェイスで30フィート以上のスウェル到来が予報され、ゴーサインの下された同イベント。

2015/2016年シーズンBWTイベント「トドス・サントス・チャレンジ」が1月17日開催決定

招待サーファーのリストには、ケリーの名前もありました。しかし、出場するとは誰も思わなかったことでしょう。というのも、これまでにも招待サーファーとして名前が挙がっていたのに出場していないし、過去にはちょっとしたイザコザもありました。

現在ではサーフィンのワールドツアーを運営する団体「WSL(World Surf League)」が買収したことで、WSLの傘下に入ったBWT。しかし、数年前のBWTは独立したツアーでした。

そんな時代、マーヴェリックス(北カリフォルニア)でのビッグウェイブイベントの招待サーファーとなったケリー。当時の本人の出場意欲は定かではありませんが、ASP(WSLの前身団体)がストップをかけたのです。おそらく、怪我でもしてWCTイベントに出場できなくなったら困るからでしょう。

その後、WSLがBWTイベントが買収し、ケリーを招待サーファーにリスト入りしても出場していません。WCTイベントとの兼ね合いもあり、タイミングが合わなかっただけかもしれませんが、何らかの確執があると勘ぐってしまいますよね。

しかし、急遽飛び込んできたケリーのBWTイベント出場の情報。ケリーはワイメアでのビッグウェイブイベント「Quiksilver in Memory of Eddie Aikau」での優勝経験もあり、ビッグウェイブにも強いので興味深いところ。

ケリー・スレーターの直近情報

ケリーの出身地であるフロリダでスレーターデザインズのお披露目が行われていたので、てっきりフロリダに滞在していると思われたケリー。しかし、本人のSNSによるとハワイのオアフ島ノースショアに滞在していたようです。

北半球のウインターシーズンの波のメカニズムとしては、日本に寒波をもたらす大型低気圧が北海道沖合を東へと移動するとハワイにビッグウェイブをもたらし、その後はアメリカ大陸へと移動。

つまり、BWTイベントの開催されるメキシコへと大型低気圧が到来する数日前には、ハワイにもビッグスウェルが押し寄せるのです。

ハワイ時間の1月15日(金曜)、ネットではすでにアーロン・ゴールドが、マウイ島ジョーズでパドルインサーフィンでは過去最大サイズの波に乗ったと話題になっています。

そんな中、「ジョーズの話題で影が薄れちゃったね」とのコメントと共に、ケリーはワイメアでのサーフ動画をアップしていました。この動画が1月15日とのこと。

まとめ

今回のBWTイベントには、ケリー以外のWCTサーファーとして、ジョシュ・カーも出場予定。BWTイベント「クイックシルバー・セレモニアル」に続き、出場としては二戦目ですね。

果たして、現役WCTサーファーがビッグウェイブのスペシャリストを相手に、どこまで活躍を見せてくれるのか見所です。

開催日時は、波の状況によりけりですが、早ければ現地時間の1月17日午前8時45分からスタート。日本時間なら、1月18日午前2時45分ですね。興味のある方は、下記リンク先からライブ中継をチェックして見て下さい。

公式サイト「Todos Santos Challenge

(追記)

WSLが最新情報としてケリーのトドス・サントス・チャレンジ参戦発表から数時間後、今度は一点して欠場との情報を発表。何があったのか分かりませんが、非常に残念なニュースです。

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