2015年12月19日・20日に一般社団法人全国がん患者団体連合会(全がん連)と公益財団法人がん研究振興財団が共催する「がん患者学会」が、国立がん研究センター・国際研究交流会館において開催され、一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパンの天野慎介理事長が、全国がん患者団体連合会理事長並びに講師として出席いたしましたので、ご報告いたします。

来賓ご挨拶( 厚生労働省健康局がん対策・健康増進課がん対策推進官・秋月玲子氏)

▲来賓ご挨拶( 厚生労働省健康局がん対策・健康増進課がん対策推進官・秋月玲子氏)

「がん患者学会」は、全国のがん患者団体が集まり交流を深めつつ、現在のがん医療やがん対策の課題について学び、患者団体が取り組むべきことについて議論することを目的として開催されました。参加団体については公募、選考を行い、旅費について一部助成が行われました。

「がん患者学会」参加者による記念撮影

▲「がん患者学会」参加者による記念撮影

1日目は、9つのテーマを設け、それぞれの領域の専門家から「課題」について学びました。また、がん研究振興財団が取り組んでいる「がんサバイバーシップ研究支援事業」で、今年度支援の対象となった研究について発表していただきました。2日目は、前日に引き続き9つのテーマを取り上げ「対策」についてディスカッションしました。 テーマごとに、前日に講師から示された「課題」を踏まえつつ、参加者がそれぞれの取り組みや意見を発表し、全体でディスカッションを行いました。

>>「がん患者学会2015」開催のご案内と参加団体募集のお知らせ(一般社団法人全国がん患者団体連合会)